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2017/10/28

祝50000ページビュー突破記念!これまでに多く読まれた記事ベスト10発表!

旅行で新たな世界を知ることが好きなタケオです。

ドイツ・ベルリン滞在中の2015年9月下旬に始めた僕のブログ「タケオトラベラー」。

書き始めてから2年余りで、気付いたら50000ページビューを突破していました!

そこで今回は、50000ページビュー突破記念として、これまでに多く読まれた記事の内10個をランキング形式で紹介します!

尚、各記事のページビューはいずれも50000ページビュー時点でのものになります。





10位:ベルリンを離れます 152ページビュー


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http://www.takeo-traveler.com/2015/09/blog-post.html

ベルリンのF+U Academy of Languagesという語学学校に半年間通い終え、ベルリンを離れることを決めたことに対する思いを書きました。








9位:タケオの海外遍歴 160ページビュー


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http://www.takeo-traveler.com/2015/10/blog-post_3.html

僕のこれまでの海外経験を簡単にまとめた記事です。

海外旅行や滞在する度に更新していますので、チェックしてみて下さい!





8位・7位:インド観光ビザを取ってきた Part 1 190ページビュー、Part 2 160ページビュー


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http://www.takeo-traveler.com/2017/04/part-1.html
http://www.takeo-traveler.com/2017/04/part-2.html

初めてのインド旅行を前に、インド観光ビザ取得までの経緯を書いた記事。

これから初めてインドを旅行する方には非常に参考になると思います。



インド大使館で観光ビザ申請時に郵送受取をお願いすると、インド大使館印の押された封筒と共に、ビザの押されたパスポートが戻って来ます。





6位:韓国旅行をもっとお得に!コリアツアーカードが便利で使えそう! 239ページビュー


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http://www.takeo-traveler.com/2017/02/blog-post.html

初めて韓国を訪れる人を案内する時に薦められそうなカードだと思い、自分でも特典等内容を色々調べて書いた記事です。






5位:ソウルの蚕室野球場で韓国プロ野球観戦、三星ライオンズ所属李承燁選手を見に行ってきた! 262ページビュー


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http://www.takeo-traveler.com/2016/04/blog-post_17.html

韓国プロ野球のメッカである蚕室野球場の様子を紹介したくて、実際に蚕室野球場で野球観戦した際の様子を書いたものです。

今年2017年を最後に惜しくも現役引退した李承燁 (이승엽、イ・スンヨプ) 選手を間近で見ることが出来て、とても良い思い出になりました。



蚕室野球場での試合開始前に練習を行う李承燁選手(2016年4月17日撮影)





4位:釈迦誕生日にソウルの曹渓寺に行ってきた! 279ページビュー


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http://www.takeo-traveler.com/2016/05/blog-post.html

仏教が信仰されていても日本では見ることの出来ない光景に驚き、その感想を書きました。

釈迦誕生日前後に韓国を訪れるのであれば、曹渓寺をはじめとした寺院に行ってみることをおススメします!



釈迦誕生日にカラフルな提灯で飾られた曹渓寺(2016年5月14日撮影)





3位:ベルリンのラーメン店「誠」でラーメンを食べてみた! 564ページビュー


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http://www.takeo-traveler.com/2015/07/blog-post.html

ベルリンでも想像していたより多く見かけたラーメン屋。

F+U Academy of Languagesに通っていた他の生徒と一緒に食べた時の様子を記事にしたものです。

ベルリン滞在中に、ドイツの料理は味気なくて我慢できない、という時に足を運んでみては?(苦笑)



ベルリンにあるラーメン店「誠」で食べたラーメンにキムチ・ご飯セット7.50€(2015年7月27日撮影)。





2位:ソウルに2016年オープンした高尺スカイドームで韓国プロ野球観戦! 837ページビュー


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http://www.takeo-traveler.com/2016/05/2016.html

蚕室野球場に行ったからには、韓国に初めてオープンしたドーム球場も体験せねばということで、実際に行ってみた時の体験を記事にしました。

僕はオープンから2ヶ月経たない内に訪れて、その時はドーム内の飲食店の整備が追い付いていなかったのですが、現在ではそれも完了していると思いますので、来年2018年の春から夏にかけてソウルを旅行予定の野球ファンの方は是非訪れてみては如何でしょうか?




高尺スカイドームで行われた韓国プロ野球公式戦の様子(2016年5月7日撮影)






1位:韓国の新高速鉄道SRTの概要と、SRTとKTXの所要時間・料金比較! 1235ページビュー


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http://www.takeo-traveler.com/2016/12/srtsrtktx.html

KTXが既に存在しているにも拘わらず、何故SRTを作るに至ったのか、と思って調べてみた記事ですが、堂々(?)の1000ページビュー超えです!

しかし、一部利用客・メディアから、SRT走行中の振動が激しいとの声が上がっていますが、運営会社の株式会社SR、検査委託を受けているKORAILが互いの責任を押し付け合う状況で、問題の改善がなされていないようです。

韓国・現代ロテム (현대로템) 製造のSRT車両と同タイプのKTX-山川 (KTX-산천、KTX-サンチョン) ではそういった声が聞かれないのに、何故SRTの振動が激しいのかは謎ですが、 安全について心配な方は、仏・アルストム (Alstom) 製造既存のKTX車両で運行されるKTXを利用するのが良いかと思います。



JTBC2017年9月28日配信「SRTの振動、問題は車輪にあった! SRT・KORAIL間で責任の擦り付け合い (SRT 진동, 문제는 열차 바퀴…SRT-코레일 서로 책임 미뤄) 」




車内振動問題が起こっているSRT車両と同タイプのKTX-山川車両。
どちらも韓国・現代ロテム製造。
(2016年2月6日ソウル駅にて撮影)



KTXの開業以来運行されている仏・アルストム製造KTX車両
(2017年2月6日ソウル駅にて撮影)





終わりに


如何でしたか?

これからも海外旅行の体験記や役立つ情報、韓国やドイツのこと、そして日本で起こっている様々な社会問題に対する思いについて書き続けていきたいと思います。

よろしくお願いします!

2017/10/17

ドイツ・ニーダーザクセン州の州議会選挙でシュルツ党首率いるドイツ社会民主党が勝利‐ドイツ発ニュースから

ドイツ連邦議会総選挙後もドイツの政治に注目しているタケオです。

2017年9月24日(日)に投票が行われたドイツ連邦議会議員選挙 (Bundestagswahl) 後初の州議会議員選挙 (Landtagswahl) として、2017年10月15日(日)にニーダーザクセン州 (Bundesland Niedersachsen) で、州議会議員選挙が行われました。




ニーダーザクセン州ついて


シュレスヴィヒ=ホルシュタイン州は、かつて旧西ドイツに属していた連邦州で、オランダと国境を接しています。

州都はキール (Kiel) で、州全体の人口は約783万人です。

ニーダーザクセン州と言えばやはりヴォルフスブルク (Wolfsburg) 、ドイツを代表する世界的自動車製造・販売会社フォルクスワーゲン (Volkswagen) の本社・生産工場がヴォルフスブルクにあります。

また、州中部にある都市ハノーファー (Hannover) は「見本市の町」として知られ、毎年ハノーファー見本市 (Hannover Messe) やCeBIT (Centrum für Büroautomation, Informationstechnologie und Telekommunikation、職場のオートメーション・情報技術・テレコミュニケーションセンター) が開かれています。

尚、2017年9月24日に投開票が行われたドイツ連邦議会総選挙 (Bunestagswahl) の結果は以下の通りでした。


小選挙区 (Erststimme) 獲得数(全30区)

ドイツキリスト教民主同盟 (CDU)・バイエルン・キリスト教社会同盟 (CSU) 連合:16
ドイツ社会民主党 (SPD):14

比例区 (Zweitstimme) 得票率

ドイツキリスト教民主同盟 (CDU)・バイエルン・キリスト教社会同盟 (CSU) 連合:34.9%
ドイツ社会民主党 (SPD):27.4%
ドイツのための選択肢 (AfD):9.1%
自由民主党 (FDP):9.3%
左翼党 (Die LINKE):7.0%
同盟90/緑の党 (Bündnis 90/Die Grüne):8.7%


※参考リンク
ニーダーザクセン紹介|ニーダーザクセン州(日本語)
ドイツ連邦議会総選挙ニーダーザクセン州の結果|ドイツ選挙管理委員会(ドイツ語)
ドイツ連邦議会総選挙特設ページ|ARD(ドイツ語)



ニーダーザクセン州地図



ニーダーザクセン州議会選挙結果


ドイツを構成する連邦州の州議会選挙は5年毎に行われ、投票数全体に対する対政党得票率に沿って、政党へ議席が配分される仕組みとなっています。

本来であれば2018年に選挙の予定でしたが、政権運営をしていたドイツ社会民主党 (SPD) と同盟90/緑の党 (Bündnis 90/Die Grüne) との連立政権の中で、同盟90/緑の党から離党してドイツキリスト教民主同盟 (CDU) に鞍替えした議員が出たことで過半数を割った形となりました。

そこでニーダーザクセン州議会が議員による賛成多数での解散を決議(ニーダーザクセン州法第10条に基づく)したことで、当初予定より1年程前倒しでの選挙となりました。


※参考リンク


ツァイト紙2017年8月21日配信「ニーダーザクセン州議会 解散を決議 (Landtag in Niedersachsen stimmt für Selbstauflösung) 」(ドイツ語)





下記ARD記事によりますと、選挙結果は以下の通りでした。


ドイツキリスト教民主同盟:33.6%
ドイツ社会民主党:36.9%
ドイツのための選択肢:6.2%
自由民主党:7.5%
左翼党:4.6%
同盟90/緑の党:8.7%

(投票率63.1%)

アンゲラ・メルケル (Angela Merkel) 首相率いるドイツキリスト教民主同盟は、得票率が前回から2.4%下がり、議席数において第二党に転落。

一方でドイツ社会民主党は、得票率を前回から4.3%上げて、ドイツキリスト教民主同盟に代わって第一党となりました。

ドイツのための選択肢が得票率6.4%を獲得し、ニーダーザクセン州議会で初めての議席を獲得。

自由民主党は得票率7.5%と前回から2.4%下げましたが議席を維持しました。

ニーダーザクセン州で政権運営の一翼を担っていた緑の党は得票率を前回から5.0%も下げる結果に。

左翼党は得票率4.6%と、前回と同様議席獲得の条件となる得票率5%を満たすことは出来ませんでした。

この結果、ニーダーザクセン州議会全137議席の配分は以下の通りとなりました。


ドイツキリスト教民主同盟:50議席
ドイツ社会民主党:55議席
ドイツのための選択肢:9議席
自由民主党:11議席
同盟90/緑の党:12議席


ニーダーザクセン州議会での連立交渉は難航?


ドイツキリスト教民主同盟に代わってドイツ社会民主党が第一党となったものの、政権運営をスムーズに行うための単独過半数には至らなかったため、他党との連立交渉が必要になっています。

政策傾向が比較的似ている同盟90/緑の党が議席数を大幅に減らしてしまい、ドイツ社会民主党と同盟90/緑の党が手を組んでも過半数の69議席にあと2議席足りないことから、もう一党との連立が不可欠になります。

しかし、他の政党は保守傾向なために交渉は容易ではないと見込まれ、難航を極めそうです。

他の選択肢としては、ドイツキリスト教民主同盟・自由民主党・同盟90/緑の党のそれぞれのイメージカラーから名付けられた「ジャマイカ連立 (Jamaika Koalition) 」が有力視されていますが、これに関しても自由民主党と同盟90/緑の党の間に隔たりがあり、簡単な交渉にはならないことが予想されます。

こうしたことから、いずれの連立交渉も非常に不透明な情勢になっています。



終わりに-メルケル首相の求心力回復なるか?



今回のニーダーザクセン州議会選挙で特筆すべきことは、ドイツ社会民主党に対する支持の回復傾向及びアンゲラ・メルケル首相率いるドイツキリスト教民主同盟の支持率低下です。

ドイツ連邦議会総選挙後、これまでドイツキリスト教民主同盟等と組んでいた所謂「大連立 (Große Koalition) 」から離れ、野党第一党の道を選ぶことを表明したドイツ社会民主党のマルティン・シュルツ党首 (Martin Schultz) にとっては、ドイツ有権者の支持回復に向けて幸先の良い再スタートを切ることが出来たということが言えるでしょう。



ニーダーザクセン州議会選挙の勝利宣言を行うマルティン・シュルツ・ドイツ社会民主党党首(2017年10月15日)


一方で、フォルクスワーゲンが本社を置く連邦州としてドイツ経済の更なる発展に欠かせないニーダーザクセン州の州議会で議会第一党から転落したドイツキリスト教民主同盟にとっては、今回の選挙での打撃は決して小さくはありません。

2017年10月18日から始まる、ドイツ連邦議会における自由民主党及び同盟90/緑の党との連立交渉にどのような影響を与えるか注目されます。


参考リンク