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2017/05/31

インド・ムンバイ旅行 Part 5-オバマ元米大統領も訪れたマニ・バヴァン・ガンディー博物館

前回Part 4はこちら


インドの独立運動家として知られるマハトマ・ガンディー(Mahatma Ghandi)。

そのガンディーがムンバイで活動していた時の家が博物館になっているということで訪ねたのが、マニ・バヴァン・ガンディー博物館(Mani Bhavan Gandhi Sangrahalaya)です。

2010年11月には、バラック・オバマ(Barack Obama)当時米大統領と妻のミシェル・オバマ(Michelle Obama)氏もこの博物館を訪れたそうです。




ガンディーがムンバイに住んでいた時期のインド


ガンディーは1917年~1934年にかけてムンバイに住んでいたということです。

この頃のインドは、現在のパキスタン・バングラデシュ・スリランカを含めてイギリスの植民地でした。

同時にガンディーをはじめとしてインドの独立運動が活発になりつつあった時期が、この1917年~1934年にかけての時期のようです。


マニ・バヴァン・ガンディー博物館でガンディーの銅像がお出迎え


チョウパティー・ビーチ(Chowpatty Beach)に沿って北方向に歩きながら辿り着いたマニ・バヴァン・ガンディー博物館。

早速中に入ってみると、ガンディーの銅像が僕を迎えてくれました。






様々な構図が考案されていたインドの国旗


マニ・バヴァン・ガンディー博物館には貴重な写真が展示


マニ・バヴァン・ガンディーの2階に上がってみると、ガンディーの生涯にわたる貴重な写真が展示されていました。




マニ・バヴァン・ガンディー博物館の2階には貴重な写真が展示されています。


非常に凛々しいガンディーのロンドン留学時代の写真


インド初代首相ジャワハルラール・ネルー(Jawaharlal Nehru)とガンディーの2ショット


マニ・バヴァン・ガンディー博物館で展示されている写真には、ガンディーの様々な表情が見て取れます。


マニ・バヴァン・ガンディー博物館には、ガンディーが実際に住んでいた部屋も


マニ・バヴァン・ガンディー博物館の3階に上がると、ガンディーが実際に住んでいたという部屋がありました。

部屋の中には、ガンディーの象徴とも言えるチャルカー(Charkha、糸紡ぎ車)以外は、小さな布団と机が置かれているのみの質素な作りではありますが、それがまたガンディーらしさと言えるのかも知れません。






ジオラマでガンディーの生涯をわかりやすく解説


マニ・バヴァン・ガンディー博物館の同じく3階には、ガンディーの生涯でターニングポイントになった出来事を再現したジオラマがありました。

世界史に関心のある僕も、このジオラマでガンディーそしてインドの歴史に関する知識を、改めて少しでも振り返ることができました。


1930年にガンディーが始めた「塩の行進」の再現ジオラマ


1948年に暗殺されたガンディーが火葬され、インド国民が悲しむ姿を再現したジオラマ


 マニ・バヴァン・ガンディー博物館の営業時間・アクセス



マニ・バヴァン・ガンディー博物館(Mani Bhavan Gandhi Sangrahalaya)の周辺地図


◎アクセス
ムンバイ近郊鉄道Grant Road駅から徒歩9分

◎営業時間
9:30~18:00

◎休館日
なし(博物館内図書館は第二・第四土曜日・日曜日・祝日休館)

◎入場料
無料

◎公式サイト(英語)
http://www.gandhi-manibhavan.org/


Part 6へ続く。


インド旅行やマハトマ・ガンディーに関しては、下記の書籍もご参考に!

2017/05/30

インド・ムンバイ旅行 Part 4-国民的スポーツであるクリケットのアマチュアリーグのメインスポンサーに日本企業?

前回Part 3はこちら


チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス(Chhatrapati Shivaji Terminus)でインド鉄道(Indian Railways)の列車のきっぷを買った後は街歩きをすることに。

その中で見たのは、インドの国民的スポーツであるクリケット(Cricket)に熱中する姿でした。






















クリケットとはどんなスポーツ?


クリケットは11人で試合が行われるイギリス発祥のチームスポーツで、他にもインド・パキスタン・スリランカ・バングラデシュといった南アジア、オーストラリア・ニュージーランドといったオセアニア、カリブ海に浮かぶ西インド諸島諸国、そして南アフリカで広く親しまれているということで、世界の競技人口は世界第2位だということです。

クリケットを知っている日本人は殆どいないのが現状だと思いますが、実は野球の原型とも言われているほど見た目や実際のルールは野球に似ている点が少なくないので、日本人も大まかなルールを覚えれば親しめる人が多くなるんじゃないかと個人的には思っています。

こんな僕が何故クリケットを知っていたかと言いますと、高校時代に3週間だけではありますが、イングランド南部のスワネージ(Swanage)という田舎町の学校に留学していた際のスポーツの授業で、サッカーやラグビーと並んで教えられたからです。


クリケットのルール説明(英語)


クリケットをプレーするムンバイの高校生



僕がムンバイ近郊鉄道(Mumbai Suburban Railway)のMumbai Marine Lines駅付近を歩いていると、草野球場ならぬ草クリケット場を発見!

そこでは早速高校生と思しきインド人が、30度を超す暑さにもかかわらずクリケットの試合を行っていました。

インドと言えば「映画・カレー・クリケット」というのは耳にしていましたが、本当にインド人にとってスポーツと言えばクリケットのようです!


ムンバイの草クリケット場


クリケットの試合を行うムンバイの高校生


数百メートル離れたところにまた別の草クリケット場が!


クリケットアマチュアリーグのメインスポンサーに日本企業?


高校生に続いて、今度はアマチュアプレーヤーらしきインド人がクリケットの試合をしているところを発見したので、しばらく観戦してみることに。

そうしている中でこの試合を主催している地域リーグの看板を見てみると。

何とMitsui SHOJIと日本語のアルファベット綴りが書かれているではありませんか!



























でも待って下さい、SHOJIというと恐らく「商事」だと思うのですが、三井系列の大手商社は確か「三井物産」ですから、「三井商事」ってどこの企業なんだという別の疑問が湧いてきました。

ただこの謎は、残念ながら日本に帰国した今でも解けていません(苦笑)。


参考リンク
ムンバイアマチュアプレミアリーグ|ムンバイクリケットクラブ(英語)


クリケットのムンバイ地域リーグの試合が行われていたクリケット場。
警察署の横にあったので、警察署クリケットチームの本拠地と思われます。


ムンバイ近郊鉄道の走る傍でクリケットの試合



ムンバイでクリケットプロリーグの広告看板発見!


クリケットがインドの国民的スポーツとあって、インディアン・プレミアリーグ(Indian Premier League)というプロリーグもあるのですが、その広告看板も町中で発見しました!





行った時期がプロリーグのシーズンに当たっていたので、本当はムンバイのチームであるムンバイ・インディアンズ(Mumbai Indians)の試合でも見に行けたらと思っていたのですが、ムンバイのチームは丁度遠征中で、ムンバイでの試合はありませんでした。

残念無念。。。


参考リンク
インディアン・プレミアリーグ公式サイト(英語)



Part 5へ続く。



インドへの旅行やクリケットに関しては、こちらの書籍もご参考に!

2017/05/29

インド・ムンバイ旅行 Part 3-ユネスコ世界文化遺産登録のチャトラパティ・シヴァージー・ターミナスでインド鉄道列車のきっぷを購入してみた!

前回Part 2はこちら


5月4日、ムンバイ2日目に入りました!

翌日の鉄道旅に向けて、チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス(Chhatrapati Shivaji Terminus)でインド鉄道の列車のきっぷ購入に挑戦です!



















ユネスコ世界文化遺産登録のチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス


ホテルで朝食を取った後、通勤客で非常に混み合うと聞いていたチャトラパティ・シヴァージー・ターミナスへ。

チャトラパティ・シヴァージ・ターミナスは19世紀末に完成し、インドの伝統的な建築様式を融合したヴィクトリア・ゴシック建築の傑作として、ユネスコ世界文化遺産にも登録されている、ムンバイ最大の鉄道駅。


※参考リンク
チャトラパティ・シヴァージ・ターミナス|ユネスコ




チャトラパティ・シヴァージー・ターミナスを通り過ぎるムンバイの通勤客


チャトラパティ・シヴァージー・ターミナスはユネスコ世界文化遺産に登録されています!


チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス構内は激混みか?


実際にチャトラパティ・シヴァージー・ターミナスの駅構内に入ってみたのですが。


あれ、メチャ混みというわけじゃないかも(苦笑)。















でも、通勤電車であるムンバイ近郊鉄道(Mumbai Suburban Railway)だけでなく長距離列車も発着するとあって、確かに沢山の人が利用していたことには間違いありませんでした。



チャトラパティ・シヴァージー・ターミナスの構内は、インドというよりはヨーロッパのターミナルという印象


チャトラパティ・シヴァージー・ターミナスは多くの通勤客・旅行客で賑わいを見せます。


チャトラパティ・シヴァージー・ターミナスに到着したムンバイ近郊鉄道から下車する通勤客


チャトラパティ・シヴァージー・ターミナスで靴磨き


チャトラパティ・シヴァージー・ターミナスに降り立ったムンバイの通勤客


チャトラパティ・シヴァージー・ターミナスでインド鉄道列車のきっぷ購入



僕がチャトラパティ・シヴァージー・ターミナスを訪れた最大の理由は、翌日の鉄道旅のための列車のきっぷを買うためでした。

チャトラパティ・シヴァージー・ターミナスの中に、インド国籍以外の外国人専用購入窓口があり、パスポートを提示して、指定書類に乗りたい列車・個人情報等を記入することで、きっぷを購入することができました!

僕が買ったきっぷは、ベンガルール(Bengaluru)行き長距離列車ウダヤン急行(Udyan Express)2等寝台車(きっぷ上表示は「2A」)のプネ(Pune)までのきっぷ695ルピー(約1220円)と、プネ発ムンバイ行き中距離列車デカン急行(Deccan Express)エアコン付き指定席(きっぷ上表示は「CC」)460ルピー(約810円)です。


チャトラパティ・シヴァージー・ターミナスで「CENTRAL RAILWAY」と書かれている看板の下にある入口から入ります。


チャトラパティ・シヴァージー・ターミナスで「CENTRAL RAILWAY」と書かれている看板の下にある入口。


英語で「20番窓口にて外国人観光客予約可能」とあります。
因みにインドでの「FIRST FLOOR」は日本の2階なので注意。


チャトラパティ・シヴァージー・ターミナスの20番窓口(写真真ん中辺り)


インドの列車のきっぷを購入する際におススメのアプリ


僕は事前に下のIndian Railway IRCTC PNR Statusというアプリケーションで時刻を検索し、予め乗りたい列車の候補を見ていたので、比較的スムーズに購入ができました。


Indian Rail IRCTC PNR Status
Indian Rail IRCTC PNR Status
開発元:Confirmtkt.com
無料
posted with アプリーチ


アプリ上での列車の予約はインドで使える携帯電話番号を持っていないと出来ないのでハードルが高いですが、列車の時刻検索は難しくないです。

日本語版はありませんが、英語での地名を入力すれば時刻検索が出来るので、きっぷ購入の前に検索することをおススメします。


Part 4へ続く。


インド旅行及びユネスコ世界文化遺産に登録されているチャトラパティ・シヴァージー・ターミナスについては、こちらのDVDもご参考に!

2017/05/28

インド・ムンバイ旅行 Part 2-ムンバイ空港からはプリペイドタクシーが無難!?

前回Part 1はこちら


無事ムンバイのチャトラパティ・シヴァージー国際空港(Chhatrapati Shivaji International Airport)に到着し、観光ビザをしっかり取ったためか入国審査も無事通過し、いよいよ空港の到着フロアに入りました。

事前にインターネットで調べたところ、ムンバイの空港からはプリペイドタクシーを利用するのが無難とのこと。

そこで空港からホテルの近くまでプリペイドタクシーを利用しようと決めました。



ムンバイ空港の両替カウンターで、クレジットカードでのルピー引き出し



タクシーに乗る前にインド通貨ルピーがないと話にならないので(成田国際空港の両替所ではルピーの取り扱いなし)、ATMを探し回ったのですが、ATMがあったのは到着フロア建物内ではなく、タクシー客引きの待つ建物外。。。

仕方なく空港到着フロア内の両替カウンターで両替しようとしたところ、「Credit Available」とあるカウンターを発見!

そこで1万ルピーをクレジットカードを通じて両替しようとしたところ、カウンターの人が「1,000ルピー(約1,700円)を手数料として頂きます」とのこと。

結局1,000ルピー損しました。。。

でも現金で両替するよりはまだましとしておきましょう(苦笑)。


ムンバイのチャトラパティ・シヴァージー国際空港の到着便案内。




ムンバイ空港からはプリペイドタクシーが無難!?



事前にインターネットで調べたところ、ムンバイの空港からはプリペイドタクシーを利用するのが無難とのこと。

到着フロア内で「Prepaid Taxi」と書かれているカウンターを発見し、カウンターの人に「(宿泊するホテルのある)Fortまで行きたいんですけど。」と伝えたところ、「1,500ルピー(約2,550円)お願いします」と言われました。

事前にUberのアプリで調べてみたら、空港からホテルのあるエリアまでは500ルピー(約850円)前後だったのですが。

1万ルピーをゲットしていきなり1,500ルピーが消えていくとは、いきなりぼったくり!?

しかし、僕はカウンターの人に抗議する勇気がなく、せめてポーターの助けを借りずに自分でスーツケースを運び、ターミナルからタクシー乗り場までの案内役に「チップ、チップ!」を要求されるも断ることくらいしかできませんでした(汗)。

それでも何とかタクシーに乗り込み、心配していた渋滞はさほどなく、1時間位でホテル近くの鉄道駅チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅に着くことができました。

「ぼったくり!?」とは書いてしまいましたが、普通のタクシーだと料金交渉が必要だそうなので、料金交渉に自信のある方以外はプリペイドタクシーを利用した方が無難だと思います




ムンバイの普通のタクシー。
屋根が黄色なのが目印。

僕が乗ったタクシー。
前後面と側面に黄色のナンバーが貼られています。


1時間かけてホテルのあるエリアに到着!


Part 3へ続く。


インドへの旅行は、こちらの書籍もご参考に!

2017/05/27

インド・ムンバイ旅行 Part 1-便利なアクセス成田で成田国際空港へ、ANA便でムンバイへの快適な空の旅!

インドから無事に帰って来て、東京での暮らしに戻っているタケオです。

2017年のゴールデンウイークは、(本当は欧州辺りに行きたかったのですが、そこまでのお金は作れなかったので。。。)初めてインドを訪れることにしました。

今日からインド・ムンバイの旅行記をアップしていきます!

事前にインド大使館で観光ビザを無事取得し、いざ出発です!


※インド大使館で観光ビザを申請した時の記事は以下リンクをご覧ください!

インド観光ビザを取ってきた Part 1 - 申請書作成・写真撮影等事前準備編
インド観光ビザを取ってきた Part 2 - インド大使館での申請・郵送受け取り編




アクセス成田で成田国際空港へ!


5月3日の早朝。

今回利用するANA(全日空)のNH829便が11:20発ということで、朝早く起床して銀座駅からアクセス成田に乗り込んで成田国際空港に向かいました。

正直5月連休初日に乗るのは初めてで、実際に途中渋滞につかまったので、遅れやしないか多少心配はしたのですが。。。

ディズニーランドを過ぎてからは順調に走行、飛行機出発2時間前に成田国際空港に着くことができました!

やはりアクセス成田は非常に利便性の高い空港アクセス手段ですね!



地下鉄銀座駅付近のアクセス成田バス停


JRバス車両のアクセス成田に乗り込みました!


アクセス成田は無料Wi-Fiが使えて、USB充電器も付いているので、非常に便利!


アクセス成田で成田国際空港第1ターミナルに到着!




ムンバイ行きNH829便のBoeing 787-8機で快適な空の旅!


チェックイン手続き・手荷物検査・出国審査を無事済ませ、いよいよムンバイへ出発です!


搭乗前に成田国際空港の無料Wi-Fiを使って、充電しながらインターネット!


NH829便の搭乗受付開始


NH829便の使用機材は最新鋭のBoeing(ボーイング)787-8機!

Boeing 787-8への搭乗は、2014年7月インドネシア旅行の際に、同じくANA(全日空)のNH855便及びNH856便で搭乗した時以来です!


NH829便に乗り込みます!


Boeing 787-8機の機内


成田国際空港をテイクオフ!


NH829便離陸直後に、おかきとかぼすジュースを頂きました!


NH829便が宮島上空を通過!


NH829便が関門海峡上空を通過!


NH829便の機内食で海鮮ご飯を堪能!
この機内食は流石のANAクオリティー!


ANAの機内エンターテイメントプログラムで、「笑点」も楽しめるとは!


NH829便ムンバイ着陸直前のサンドウィッチとフルーツ。
内容は多少しょぼいかな。。。




NH829便 ムンバイのチャトラパティ・シヴァージー国際空港に到着!


NH829便は約9時間のフライトを経てムンバイのチャトラパティ・シヴァージー国際空港(Chhatrapati Shivaji International Airport)に到着!

ちなみに、「チャトラパティ・シヴァージー」とは、イスラム国家であったムガル帝国がインドを支配していた時代に、ムガル帝国と戦った地元の英雄なんだそうです。


※参考リンク
アルジャジーラ2016年12月26日配信「インド政府 中世の王シヴァージの巨大銅像建設の方針(India to build giant statue of medieval King Shivaji)」


ムンバイの街が見えてきました!
空気が汚れています。。。


NH829便は定刻通りムンバイのチャトラパティ・シヴァージー国際空港に到着!


Part 2へ続く。


インドへの旅行は、こちらの書籍もご参考に!