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2015/12/31

タケオ的2015年振り返り

2015年も残りわずかとなりました。
そこで、独断的にではありますが、タケオ的2015年を振り返ってみようと思います。


その1:大学卒業後6年間勤めた会社を退職


就職した当初は、自分の性格が一般的な日本の会社の姿勢や雰囲気と合わないと考えていて、「本当に長くやって行けるのだろうか」という不安がありました。
そんな不安があったにしては、6年間という時間は長くやれた、と言えるのかもしれません。
でもやっぱり、学ぶことは多かったにしても、正直辛いことの方が多かったですね。


その2:ドイツ・ベルリンに半年間滞在


現地でドイツ語を学ぶと共に、ヨーロッパの社会の雰囲気を肌で感じ取れた、貴重な時間でした。
ドイツ語を学ぶだけなら、日本で独学したり、民間学校に通うのでも良いかもしれませんが、日本にいるのでは得られない、現地の人々・世界中からの生徒の考えに耳を傾けること、日本とは違う面の多い文化の国で長期間生活すること、そして、現地の社会の雰囲気を感じ取ることができたことは、大きな財産になったと思っています。


その3:大韓民国・ソウルで韓国語の勉強


おろそかになっていた韓国語を取り戻したい、韓国でも長期間の生活体験をしてみたい、という思いから始めた、ソウルでの韓国語勉強。
今のクラスは中国人が半分以上を占めているものの、様々な背景を持った学生もいるので、非常に興味を持って取り組んでいます。
ただ、一番の重い課題であるインタビューをどう実行しようか悩んでいるところではありますが。。。


2016年に向けて


2016年は、本当に自分で新たな道を切り開かなければいけない年ではないかと感じています。
まだ会社での辛い経験の印象が強いので、辛い経験はしたくない、という思いが強いのですが、今生きている社会においては、生活していく上で何かを生業にして稼がなければならない、というのは揺るぎがたいものですので、この2つのことでどう折り合いをつけていくのかを考え抜いた上で自分なりの道を見つけたいと思っています。


こんなどうしようもないタケオではありますが、2016年も温かく見守っていただければ幸いです。
2016年もどうぞ宜しくお願いします。
皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈りします。


高麗大学校近くにある日本料理レストラン「元禄」で食べた年越しそば

2015/12/30

韓国の新語・流行語:ピョルタバン(별다방)・ポカチュン(버카충)

年の瀬の時期の日本で毎年話題となる新語・流行語。
最近だと、壁ドン・ブラック企業・ネトウヨ・終活といったところでしょうか。
韓国でも、某企業プレゼンツ新語・流行語大賞といったイベントはありませんが、新語・流行語は存在するのですが、今日の授業でそのことが話題になり、個人的に面白いと思った言葉を2つ紹介したいと思います。


◎「ピョルタバン(벽다방)」


「ピョルタバン」は「星(별)」という意味のピョルと、韓国での昔ながらの喫茶店を指すタバン(다방)、これら2つの言葉をくっ付けたものです。
「星の喫茶店」が何を指すのかというと。


そう、スターバックス(스타벅스)!!


海外のコーヒーチェーンで新語が出来るということは、韓国人の間でもいかにスターバックスが人気かということがわかるかと思います。


ソウルのスターバックスの一店舗(2008年8月16日撮影)


◎ポカチュン(버카충)


「ポカチュン」という言葉を聴いて、同じクラスのアゼルバイジャン人は、「(ポケットモンスターの)ピカチュウのことですか?」と言っていましたが(笑)


「ポカチュン」はバス(스、ポス)・カード(드、カドゥ)・充填(전、チュンジョン)のそれぞれ最初の文字を組み合わせたものです。
「ポカチュン」と動詞の「する(하다)」を組み合わせて日本語に訳すと、「バスカードをチャージする(버카충하다)」という意味になります。
日本におけるSuicaやPASMO等といったIC系交通カードのように、韓国でもソウルでのT moneyカード(티머니 카드)をはじめとした同様のものが存在します。
日本では、IC交通系カードでバスに乗れるようになったのは2013年頃からですが、少なくともソウルでは、同様のカード発行が開始された2004年当初から、鉄道のみならずバスにも使えるようになっていて、大都市圏であってもバスは鉄道と同じくらい重要な交通手段とみなされているため、このような表現になったのではないかと思われます。


ソウル特別市内で、地下鉄駅やコンビニ等で購入できるT moneyカード


◎まとめ


いかがでしたか?
韓国でも新語を生み出す人はある意味素晴らしい想像力を持っているな、と感心してしまった一日でした(苦笑)

2015/12/27

ソウル首都圏鉄道ぶらり旅‐首都圏電鉄4号線に乗って、水落山鶴林寺と東大門周辺を歩いてきた!

ソウル首都圏鉄道ぶらり旅第8弾として、首都圏電鉄4号線(수도권전철4호선)に乗って、東側の終点であるタンコゲ駅(당고개역)・東大門駅(동대문역、トンデムンヨッ)・東大門歴史文化公園駅(동대문역사문화공원역、トンデムンヨッサムナコンウォンヨッ)周辺を歩いてみました!


◎首都圏電鉄4号線


ソウル特別市(서울특별시)蘆原区(노원구、ノウォング)タンコゲ駅から、京畿道(경기도、キョンギド)果川市(과천시、クァチョンシ)・安養市(안양시、アニャンシ)・軍浦市(군포시、グンポシ)・安山市(안산시、アンサンシ)を経由し、始興市烏耳島駅(오이도역、オイドヨッ)を結ぶ路線。
タンコゲ駅~南泰陵駅(남태릉역、ナムテヌンヨッ)はソウルメトロ、南泰陵駅~烏耳島駅はKORAIL(한국철도공사、韓国鉄道公社)の管轄ですが、実際の運行は全区間通しで行われています。
途中、東大門駅、明洞駅(명동역、ミョンドンヨッ)、慶州・釜山方面KTXや空港鉄道(공항철도)の発着駅であるソウル駅(서울역)を通るので、ソウル市民のみならず、観光客も利用価値の高い路線です。


◎タンコゲ駅周辺


タンコゲ駅舎。
駅ビルのように見えますが、実際には店舗は入っていません。


タンコゲ駅から佛岩山(불암산、プラムサン)方向に進むと、まずは小規模住宅地が並びます。


子供たちが描いたと思われる絵


更に奥に進むと、古くからの個人住宅が並んでいます。


佛岩山


昔ながらの住宅地の奥に見えるは、高層マンション群

参考リンク
佛岩山|蘆原区役所(日本語)


◎水落山鶴林寺


タンコゲ駅から水落山(수락산、スラッサン)の方向に進んで10分程度歩くと、「あと900mで鶴林寺(학림사、ハンニムサ)」という表示があったので、登ってみることに。


お寺まであと半分のところまで来ました。
車道が整備されていますが、坂がきつかったです。


鶴林寺の沿革説明がありました。
新羅時代の西暦671年に、元暁(원효、ウォニョ)という僧侶が創建したそう。


登り始めてから20分で、鶴林寺の入口である山門につきました。


説法殿


鶴林寺についての、韓国語・英語・中国語・日本語での説明


一番奥が大雄殿


参考リンク
ソウルで山登り① 水落山|韓国観光公社(日本語)
大韓仏教曹渓宗 千年古寺水落山鶴林寺(韓国語)


◎タンコゲ駅~東大門駅


鶴林寺から下山し、タンコゲ駅に戻りました。


タンコゲ駅ホーム


上渓駅(상계역、サンゲヨッ)~蘆原駅(노원역、ノウォンヨッ)間。
山・高層マンション・小規模住宅の入り混じった風景。


蘆原駅~倉洞駅(창동역、チャンドンヨッ)間で、首都圏電鉄4号線の車両基地を見ることができました。


東大門駅に到着。


◎東大門駅・東大門歴史文化公園駅周辺


東大門駅出入口から直ぐに、通称東大門の興仁之門(흥인지문、フンインジムン)が見えます。


興仁之門


1899年~1965年、東大門の周辺に、路面電車の車庫や停留所があったようです。


五間水橋(오간수교)から見る清渓川(청계천、チョンゲチョン)。
写真左手には平和市場(평화시장)。


東大門ファッションタウン(左)と東大門デザインプラザ(右)
東大門デザインプラザ
(동대문디자인플라자、DDP)は、新国立競技場建設問題で話題となったザハ・ハディド氏の設計だそう。
東大門歴史文化公園駅からが近いです。


2014年にオープンしたばかりという東大門デザインプラザ。
洗練されたデザイン雑貨ショップ、飲食店街、博物館等が入る、東大門周辺の新しい象徴。
◎まとめ


首都圏電鉄4号線のソウル特別市内区間を旅してみましたが、ソウルの自然と文化、更には最新施設まで体感することができました。
皆さんも、電車に乗って、気軽に旅してみてはいかがでしょうか?

ソウル首都圏鉄道ぶらり旅‐ソウル地下鉄6号線に乗って、烽火山駅(봉화산역、ポンファサンヨッ)周辺を歩いてみた!

ソウル首都圏鉄道ぶらり旅第7弾として、ソウル地下鉄6号線(서울지하철6호선)に乗って、東側の終点である烽火山駅(봉화산역、ポンファサンヨッ)周辺を歩いてみました!


※ソウル地下鉄6号線については、下記リンクの日記もご覧ください。
ソウル首都圏鉄道ぶらり旅‐ソウル地下鉄6号線に乗って、サッカーの試合はないけどソウルワールドカップ競技場に行ってきた!


◎烽火山駅周辺


烽火山駅ホーム


烽火山駅出入口


烽火山が見えるはずの方向に高層マンション


烽火山を見ることができましたが、頂上が標高160.1mということで、高層マンションの方が高いんじゃないかというくらい、低い山です。


新内オウル公園(신내어울공원、シンネオウルコンウォン)という小さな公園


新内オウル公園の北側に、ソウル地下鉄6号線の路線が地上に出ています。


烽火山駅から西方向に15分程歩くと、KORAIL京春線(경춘선、キョンチュンソン)新内駅(신내역、シンネヨッ)に辿りつきました。


新内駅傍に、ソウル地下鉄6号線の車両基地がありました。


ソウル地下鉄6号線の車両が留置されています。


ちょうど車両基地に入っていくところを見ることができました。


新内駅からも、窓越しに車両基地を見ることができました。


2015/12/25

ソウルでWI-FIが使えるカフェ- cafe KONA QUEENS(카페 코나퀸즈)

ソウルでWI-FIが使えるカフェを紹介するシリーズ。
今回は、韓国コーヒーチェーンのcafe KONA QUEENS(카페 코나퀸즈)です。


◎cafe KONA QUEENS


cafe KONA QUEENSは2012年にソウル特別市(서울특별시)鍾路区(종로구、ジョンノグ)に1号店を開店したコーヒーチェーンです。
まだ店舗数は多くなく、2015年12月現在ではソウル特別市を中心に10店舗の展開です。
コーヒーを中心とした飲料の他、ケーキやマカロン等のデザートを販売しています。
このコーヒーチェーンが他と違うのは、アメリカ合衆国ハワイ州ハワイ島に保有しているという、約20万㎡のコーヒー農場から収穫したコナコーヒー豆を使用したコーヒーを売りにしている点です。


※参考リンク
cafe KONA QUEENS公式サイト(韓国語)


cafe KONA QUEENS明洞店で、WI-FIを使ってみた!


今回は、ロッテ百貨店本店(롯데백화점본점)やロッテヤングプラザ本店(롯데영플라자본점)の近くにある明洞店(명동점、ミョンドンジョム)に行きました。
値段は、世界三大コーヒーの一つとして知られているコナコーヒーを使用している割には、高くもなければ安くもなくといった感じで、僕の注文したカフェラテが3,500ウォン(約360円)でした。


cafe KONA QUEENS明洞店


cafe KONA QUEENS明洞店の2階には、洒落た装飾が施されています。


僕は2階席に座り、Eye-FiカードでiPad miniに取り込んだ写真を、WI-FIを通してパソコン等に転送する作業を行いましたが、普段利用している時と変わらずに利用できました。
全席ではありませんが、コンセントが備え付けられている箇所がありますので、充電しながらの作業もできます。
店内には、僕の利用した1人用席に留まらず、4人程度でゆったりと座れるソファ席もあります。
明洞にあるにもかかわらず、訪れるお客さんはそれほど多くなく、ゆったりとした雰囲気が流れているので、長時間の作業も問題ないと思います。


カフェラテと僕のiPad mini


◎cafe KONA QUEENSのコーヒーは本当に美味しい!


そして、何てったってコーヒーが本当に美味しい!
僕はコーヒーに詳しくありませんが、そんな素人でも、ここのコーヒーの味は一般的なチェーンと違う、と感じました。
流石コナコーヒーを使用しているだけあります。
インターネットの利用のみならず、本格的なコーヒーを味わうにもおススメのコーヒーチェーンですので、明洞を訪れた際には是非立ち寄ってみて下さい!

2015年クリスマスのソウル中心部の様子を覗いてみた!

クリスマスの夜をソウルで過ごしているタケオです!
今日はクリスマス、そこでクリスマスを過ごすソウルの人たちの様子を見ようと、ソウル中心部に繰り出しました!


◎韓国では、クリスマスが祝日!


韓国を何回も訪れているにもかかわらず、恥ずかしくも最近知ったのですが、韓国ではクリスマスが祝日なのだそうです。
(韓国にキリスト教が広まったのは第二次世界大戦後と、韓国におけるキリスト教の歴史は、ヨーロッパ諸国やアメリカ合衆国・カナダと比べると非常に浅いにもかかわらず)なぜクリスマスは祝日なのか、と韓国の友達に尋ねてみても、返ってくるのは「クリスマスは、宗教行事という枠を越えて、韓国でとても大切な日の一つとされているから」という答えばかり。
そういう理由ならば、日本でもクリスマスが祝日となってもおかしくはないと思うので、やはり僕は、韓国にキリスト教信者が3割と、国家に影響力を与えることができるほどの信者数だということが非常に影響しているのではないか、と思わざるを得ないのですが。


と思っていた中で、ネットで調べてみると、2015年5月20日付財経日報「釈迦誕生日とクリスマスは何故祝日なのか?法定休日制定を取り巻く宗教間の葛藤」の中で、1949年熱心なキリスト教信者であった当時李承晩大統領が祝日とするようにしたのだそうです。
李承晩大統領はやはりかなりの権力者であった、ということが言えると思います。



◎ソウル中心部のクリスマスの様子


今年2015年はクリスマスが金曜日に当たるため、幸運にも3連休という人が多いです!
高麗大学校語学堂の授業も休みでしたので、僕も3連休!
そこで、クリスマスのソウル中心部の様子を覗こうと、ソウル広場(서울광장、ソウルクァンジャン)、清渓広場(청계광장、チョンゲクァンジャン)、清渓川(청계천、チョンゲチョン)、光化門広場(광화문광장、クァンファムンクァンジャン)、明洞(명동、ミョンドン)を歩いてきました。


ソウル広場にクリスマスツリーが飾られていました!


ソウル広場のスケートリンク

清渓広場にもクリスマスツリー!


沢山の人で溢れかえる清渓川


通路整理お疲れ様です。。


清渓川にある飾りをバックに写真を撮る人など。


清渓広場の近くに屋台も出店。


おでん(오뎅)はまだいいにしろ、クリスマスにポンテギ(번데기、蚕の蛹)はどうかと。。


豚の串焼きならオッケー!


ソウル広場近くで串焼きを焼くお兄さん


クリスマスの夜の光化門広場


光化門広場では、歳月号(세월호)沈没事故の遺族団体が活動しています。


明洞は、通りの幅が狭いため、思うように身動きが取れませんでした。


明洞の飾りつけも豪華でした。


タッカンジョン(닭강정、揚げた鶏肉に蜂蜜・松の実をかけた料理)を食べたことがなかったので、注文!


タッカンジョンと韓国餅が入って、5,000ウォン(約510円)。
辛めの味付けで、量もそれなりに多くて満足!


◎まとめ


3連休の初日ということもあり、カップルや家族連れで大賑わいで、韓国語でいう人山人海(인산인해沢山の人出)という表現がぴったりの状況でした!
明洞にある化粧品店や衣服店ではセールも行われていましたよ!
来年以降韓国のクリスマスの雰囲気を感じに訪れてみるのはいかがでしょうか。