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2016/02/09

フィリピン・マニラ旅行 Part 9-ニノイ・アキノ国際空港ターミナル1出発フロア散策、マニラを発つ

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◎ホテルからニノイ・アキノ国際空港ターミナル1まで


残念ながらマニラを発つ日。
現地バス会社のビクトリーライナー(Victory Liner)が、LRT1号線(LRT Line 1)EDSA駅(Epifanio de los Santos Avenue)から徒歩10分程のところにあるパサイターミナル(Pasay Terminal)から空港行きシャトルバスを1時間間隔で運行しているとの情報を事前にネットで入手したのですが、時刻表がどうしても見つからず、時間に余裕を持ってパサイターミナルに行ってみたのですが。
現地9時半頃にパサイターミナルに行って、ちかくの職員っぽい人にシャトルバスがいつ出発する聞いたところ、「午前10時発だ」と答えました。
それでは渋滞に引っかかって12時半マニラ発の飛行機に間に合うか微妙なところだったので、仕方なくタクシーで行くことにしました。
料金を聞いたところ、200ペソ(約475円)と言われたのですが、空港からホテルに行ったときの料金330ペソ(約780円)の半額に近い金額ということで、200ペソでOKを出しました。


※ビクトリーライナーの空港行きシャトルバス
パサイターミナル発5:00~22:00までに1時間間隔で運行され、料金は20ペソ(約50円)のようです。
もし実際に利用された方がいらっしゃいましたら、教えて頂きたく思います。


EDSA駅から地上に降ります。


MRT3号線タフト大通り駅(Taft Avenue)の見える方向に、道路に沿って真っすぐ歩いて行きます。


途中南北方向に延びる小さな通りを撮ってみました。


マニラ首都圏(Manila Metro)に属するパサイ市(Pasay)は、中流階級の人が暮らしている模様。
すぐ東隣のマカティ市(Makati)に高層アパート・巨大ショッピングモールがある景色とはかなり違います。


ビクトリーライナーのパサイターミナル。
付近には他のバス会社もターミナルを持っているので、場所間違えに注意して下さい。


空港行きシャトルバスがあるにはあるのですが、時間が合わず断念。


乗客降ろしたてのタクシーに乗ることに。


タクシーが裏道を使ったり(危険な程の)スピードを出してくれたおかげで、25分程で空港に着くことができました。


◎ニノイ・アキノ国際空港ターミナル1出発フロア


飛行機がアシアナ航空ということで、着いたのはターミナル1・2・3の内のターミナル1。
到着フロアと違い、出国審査後のエリアには、カフェ・レストラン・お土産店が十分にあり、無料WI-FIも遅くない速度だったので、退屈することなく待ち時間を利用できました。


ターミナル入口で、(これで本当に安全を守れるのかという程の)荷物検査があります。


ターミナル1チェックインカウンター


出国審査後のエリアには、カフェ・レストランがあります。


レストランの価格はやはり高め。


出国審査後エリアに設置されているテレビでは、ちょうどNBAの試合を生中継していました。


「Oishi」は日本語の「おいし」から来ているそうです。


フィリピンのお土産といえばマンゴー!


搭乗口近くのコーヒー店でカフェラテを頼み、ペソを使い切ることができました!


カフェラテを飲みながら、iPad miniで暇つぶし。


飛行機の出発を待つ乗客。


◎アシアナ航空OZ702便


今回搭乗したのは行きで乗ったOZ701便の折り返しになるOZ702便。
機材は通常通りB777-200ER機でした。
台湾本島、済州島(제주도、チェジュド)の上空を通過し、無事ほぼ定刻通りに仁川国際空港(인천국제공항)に着くことができました。


アシアナ航空B777-200ER機


機内食はやはりビビンバ(비빔밥)をチョイス!
2つ隣の韓国人のおじさんも食べたかったようですが、僕のが最後のビビンバでした。
機内食の割合が一方に偏ってはいけないのかもしれませんが、やはりここはビビンバの割合を多くしてほしいところ。


台湾本島、済州島上空を通過しました。


仁川国際空港に無事到着!


マニラの旅行記はこれにて終了!
有難うございました。

2016/02/08

フィリピン・マニラ旅行 Part 8-旧正月元日のマニラ中華街・リサール公園、中華料理店で麻婆豆腐を食す

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◎マニラ中華街のビノンド地区を訪ねる


サンチャゴ要塞を出た後、2016年2月8日は旧正月元日ということで、マニラの中華街があるビノンド地区(Binondo)を訪ねました。
龍の舞や爆竹など、旧正月元日ならではの光景を見ることができました。
ビノンド地区は飲食店よりかは何故か貴金属店が多い印象でした。
尚、公共交通機関で行く場合は、LRT1号線(LRT Line 1)カリエド駅(Carriedo)から西方向に進む方がわかりやすいかと思います。


セントラルターミナル駅からタフト大通りに出て、北方向に進むと道路が二手に分かれますが、その左側の道路を道沿いに進むと、このような橋が見えます。


この橋を渡りきると、巨大門に辿りつきます。


「中比友誼門」とあります。



「中比友誼門」の近くで龍の舞が披露されていました。


旧正月には爆竹は欠かせないですね。


LRT1号線カリエド駅方向に進みます。
ここらへんは妙に寂れてます。


しばらく進むと、再び賑やかな通りに出ました。
門には「親善門」と書かれています。


「親善門」の反対側には聖クルス教会(Santa Cruz Church)。


今まで訪れた東南アジアの中華街ではさほど見掛けなかった貴金属店


どこの中華街でも甘栗は共通のよう。


祝日ということで、本当に人が多かったです。
僕も多少スリに気を遣いました。


ビノンド地区に近いLRT1号線カリエド駅


◎旧正月元日のリサール公園


マニラ2日目に続いて、3日目にもリサール公園を訪れてみました。
明日から仕事にもかかわらず、夕方から夜に掛けて沢山の人が余暇を楽しんでいました。
今や昼夜問わず公園で遊ぶ人を昔ほど見かけなくなった日本とはやはり違いますね。


リサール公園で思い思いに祝日のひと時を楽しむマニラ市民


マニラ市民が余暇を楽しむ中でも、フィリピン国旗は風に乗ってはためきます。


グロリア・マカパガル・アロヨ大統領(Gloria Macapagal Arroyo)時代の2004年に建立されたという、自由の番人像(Statue of the Sentinel of Freedom)


写真では見えにくいですが、なるほど、像がフィリピン国旗を眺める構図になっています。


◎ロビンソンズ・プレイス・マニラ内の中華料理店で、フィリピンの華僑の地位を考える


旧正月元日ということと、マニラで夜を過ごすのは最後ということで、夕食を少しでも豪華にと、宿泊先ホテル近くのロビンソンズ・プレイス・マニラ(Robinsons Place Manila)内にある中華料理店で夕食を取ることにしました。
今回訪れたクラシックセイボリー(Classic SAVORY)は、1950年にTing兄弟が始めた小さな丸鶏焼きの店が発祥のようで、ここから発展したクラシックセイボリーはフィリピン全土で60店舗程あるそうです。
看板メニューはやはり丸鶏焼きのようですが、日本でもお馴染みの中華料理も味わえました。


しかし、少し気になったのがお値段。
モール内の他のチェーン店なら150ペソ(約360円)前後で空腹を満たせるものの、この中華料理店は一皿料理が250ペソ(約600円)前後!
下記リンクによれば、フィリピンに住む華僑の人口は、フィリピンの全人口の約1.4%に過ぎないそうなのですが、その華僑が一般的にフィリピンの中では(やはり?)裕福な層であることが推測できる、中華料理店の価格設定でした。


僕は麻婆豆腐215ペソ(約515円)、ご飯30ペソ(約70円)、デザートに杏仁豆腐60ペソ(約145円)、飲み物にコーラ50ペソ(約120円)を注文。
注文品合計額に消費税が含まれて、合計355ペソ(約850円)。
想像してたより豆腐が大きかったことがちょっと驚きでしたが、非常に美味しく頂くことができました。

※参考リンク
クラシックセイボリー公式ウェブサイト(英語)
東南アジアの人口統計を調べる-華僑・華人を中心に-|JETROアジア経済研究所図書館


ロビンソンズ・プレイス・マニラ内にあるクラシックセイボリー


一皿料理は250ペソ前後


麻婆豆腐とご飯


杏仁豆腐とコーラ


おまけ。
マニラには中華料理店が点在していますが、店舗の中はどこも高級な内装です。
フィリピンの華僑が経済的にどのような地位を占めているかがおのずと推測できます。


フィリピン・マニラ旅行 Part 9へ続く。

フィリピン・マニラ旅行 Part 7-ジプニー・都市鉄道でマカティ・タギッグを駆け抜け、サンチャゴ要塞を訪ねる

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◎ジプニーで、高層ビルばかり建つ地区を通り、無事LRTAの駅に着く


無名戦士の墓(Libingan ng mga Bayani)の後は、イントラムロス(Intramuros)内にあるサンチャゴ要塞(Fort Santiago)を訪れようと思っていました。
タクシーをそのまま使う手もあったのですが、この日はすでに2回使って250ペソ(約600円)も支払っていたため、流石に節約したいなと思っていたところ、付近を走っていたジプニー(Jeepney)の側面に書いてある行先に、フィリピン運輸通信省(DOTC, The Department of Transportation & Communication)運営のMRT3号線(MRT Line 3)の駅名が載っているような感じだったので、思い切って乗ってみることに。
僕は後ろから乗り、事前に調べていたジプニーのおおよその料金を基に、他の乗客を通して運転手に若干多めの11ペソ(約30円)支払ったのですが、「もっと支払ってくれ」みたいなことは言われませんでした(汗)


ジプニーに乗っている中で驚いたのは、マニラには高層ビル・マンションやショッピングモールのみが建つ地区があるということでした。
下記リンクによれば、この地区はマニラ首都圏(Metro Manila)を構成する自治体の一つであるマカティ市(Makati City)だそうなのですが、「フィリピン最大財閥のひとつであるアヤラ一族によって開発されたエリア」だそうで、どうりでその類の建物しかなかったわけです。
これまで見てきたマニラの雰囲気とはあまりにも違いがありすぎ、むしろ東京の一等地にも近いような雰囲気だったので、マニラ市民間での貧富の大きさを感じることができました。

※参考リンク
マニラのエリア情報|フィリピン政府観光省


そうこうしている内に、店の看板にグアダルーペ(Guadalupe)という文字が見え、降りる人が多かったので、僕も降りることに。
ちなみに運転手からは何も言われませんでした(苦笑)
近くを歩いていると、僕の勘の通り、LRT2号線のグアダルーペ駅が見えました!
勿論全部はいけませんが、偶には勘に頼るのも悪くないですね。


尚、ジプニーに乗る際は、なるべく後ろの席又は助手席に座り、スリには十分に気を付け、夜はなるべく乗らないようにした方が良いかと思います。


僕の乗ったジプニー


ジプニーの車内はこんな感じ。


高層ビル・マンションのみ建つ一帯


ジプニーの側面には行先が記載されています。


LRTA2号線のグアダルーペ駅が見えました!




◎MRT3号線・LRTA1号線でセントラルターミナル駅まで


MRT3号線ででグアダルーペ駅から終点のタフト大通り駅(Taft Avenue)に乗り、直ぐ近くにあるLRT1号線(LRTA Line 1)EDSA駅(Epifanio de los Santos Avenue)から、サンチャゴ要塞に比較的近いセントラルターミナル駅(Central Terminal)まで乗りました。
ここで少し不満に思ったのは、いくら運営事業体が違うとはいえ、MRT3号線からLRTA1号線(逆も同様)に乗り継ぐときは別途運賃を支払わなければいけないということ。
少なくとも乗り継ぎ割引みたいなものを適用してほしいところです。


グアダルーペ駅北方向に経つ高層ビル


MRT3号線ではチェコČKD社製造の車両が走ります。
乗車の際はスリに注意!


MRT3号線マガリャネス駅(Magallanes)周辺にも高層ビルが建っています。



MRT3号線の終点タフト大通り駅に到着!
料金は16ペソ(約40円)。


改札を出ると、LRT1号線のホームへの案内表示があります。


この通路を渡ってLRT1号線EDSA駅のホームに向かいます。
運賃は別途購入して16ペソ(約40円)でした。


◎サンチャゴ要塞で太平洋戦争の歴史の一端を知る


LRT1号線セントラルターミナル駅から(比較的近いとは言え)徒歩20分程で、サンチャゴ要塞に辿りつきました。
サンチャゴ要塞は1589年~1592年に建てられた石造の要塞だそうで、1645年の地震や太平洋戦争中のマニラ市街戦で大きな被害を受けることが度々ありましたが、その度に修復を重ねてきたそうです。
サンチャゴ要塞内にあった要塞についての説明の中で「1942年に旧日本軍が占領し、多数の市民やゲリラを収監した」という文章があり、ここでも太平洋戦争の歴史の一端を思い知らされることになりました。



サンチャゴ要塞に向かう途中にあったスペイン王フェリペ2世の銅像。
フィリピンの国名は当時フィリピンを統治していたスペインのこの国王の名前から取られています。


サンチャゴ要塞入口


入口から実際の要塞までは緑地が整備されています。


要塞に辿りつきました。
石の色からも歴史の重みが感じられます。

サンチャゴ要塞についての説明


要塞からパッシグ川(Pasig River)を挟んだ向こう岸に建つ高層ビル。


フィリピン19世紀末頃の独立運動家ホセ・リサール(José Rizal)の像


要塞から北方向を見ます。
向こう岸はマニラ中華街のビノンド地区(Binondo)


要塞から西方向を見ます。



サンチャゴ要塞


○行き方
LRT1号線セントラルターミナル駅から徒歩20分程、またはタクシーを利用。

○料金
75ペソ


フィリピン・マニラ旅行 Part 8へ続く。