ad1

2015/11/25

ドイツ語勉強に使えるサイト紹介-ドイツの政府・省庁Youtubeチャンネル

こんばんは、また少しずつドイツ語勉強の意欲が出てきたタケオです。
なぜならば、最近ドイツ語勉強に役立つサイトが出てきた(もしかしたらもうかなり前からあるかもですが)からです。
ということで紹介したいのが、ドイツの政府・省庁が運営するYoutubeチャンネルです!
以下考えられる良い点・悪い点を挙げてみました。


◎良い点


ドイツ語字幕が出る

もうこれにつきます!
ドイツ語に限らず、アメリカ・ヨーロッパ発のニュースや動画って、文字が出ないですよね。。
話すスピードが速いので、何の言葉を言っているのかわからないことが多いのです。
でもこのYoutubeチャンネルの動画には全て字幕を付けられる機能が備わっているため、話者が何を言っているのかを正確に理解でき、わからない単語が出てきたら途中で動画を止めて、その単語を辞書を引いて調べたり、字幕を声に出して発音の訓練をしたりもできます!


ドイツ政府Youtubeチャンネルに上がった動画の一つ。
Youtubeサイト上で、下にある右から4つめの表示をクリックすると字幕が出ます。


◎悪い点


言葉自体が難しい

社会問題や政治問題が主題となるため、会話でよく話される言葉ではなく、難易度の高く、会話で出てくる頻度の低い言葉が多く出てくる一方、生活を送る上で重要で簡単な言葉が出てきません。


内容がお堅い

これも、社会問題や政治問題が主題なためによるものですが、非常に内容が真面目なため、学ぶ面白みに欠ける点があります。


◎まとめ


以上ドイツの政府・省庁Youtubeチャンネルの良い点・悪い点を挙げましたが、結果的に僕はドイツ語勉強の教材の一つとして、ドイツの政府・省庁Youtubeチャンネルを薦めたいです。
なぜならば、比較的定期的に新しいことを学べる教材で、かつオーバーラッピング(流れている音声に自分の声をすっかり重ねること)ができるからです。


日本で売られている教材の中には、リスニングCDが付いているものがあり、それを使ってオーバーラッピングすることができるものの、そこに載っているスクリプトだけで練習が終わってしまい、飽きがきてしまうのですが、このYoutubeチャンネルであれば頻繁に動画が更新されるので、飽きがくることがなく、新しい内容を学べます。


また、言語学習の上ではシャドーイング(ドイツ語を聴きながら、少し遅れて影のようについて話すこと)を薦める人が多くいるように感じるのですが、僕自身は音声と遅れて話す自分の声がごちゃまぜに感じてしまい、結果頭の中が混乱してしまうので、あまりやる気にならないのです。。
一方でオーバーラッピングならば音声と自分の声が重なるので、変にずれることで混乱することなく、単語ごとの正確な発音も身に付くオーバーラッピングをお薦めしたいです。
参考リンク:シャドーイングとオーバーラッピングの違い


以前の「ドイツ語勉強経歴と、勉強に使用した教材紹介」でも、ドイツ語勉強に役立つ教材を紹介していますので、合せて読んで頂けると嬉しいです!


2015/11/24

2015年12月から、韓国・ソウルにある高麗大学校の語学堂に通います!

10月にドイツから帰国したばかりですが、今度は12月上旬から韓国・ソウルにある高麗大学校国際語学院韓国語センター(고려대학교 국제어학원 한국어센터)付属の語学堂(어학당:大学傘下の語学学校)の正規課程に通うことになりました!
語学堂に、韓国語を学ぶ理由の記述を含めた登録申請書を提出し、この度その書類の審査が通りました。
今のところ今年12月上旬〜来年2月下旬の1学期分のみの登録ですが、これだけでは足りないと思えば、来年3月中旬〜5月下旬の学期にも通うことになるかもしれません。


今年4月から半年間ドイツ語を学んできましたが、やはりドイツ語はヨーロッパ・アメリカ大陸出身の人が上手に話せて、日本をはじめとした東アジアの人には難しい言語だと感じました。
今でもドイツ語を仕事で使える自信はありませんが、もっとドイツ語を勉強してやろうという「情熱」は湧いてきていません。そこで、この間少し疎かになっていた韓国語の能力を再び高めたい、と考えるに至りました。
そして、ベルリンで半年間暮らしてきて、やはり短期間と長期間の滞在は、そこで経験する内容の多さや濃さが全然違う、ということを感じました。
これまで韓国には長くても3週間しか滞在の経験しかないため、韓国でもドイツと同じような経験をしなければ、と思うに至りました。


以上の2つの理由から、韓国の語学堂で韓国語を学ぶことにしました。
この滞在後直ぐに仕事に就ける保証はありませんが、この経験がドイツへの語学留学経験のように、これからの人生での糧になるような素晴らしい経験になればと思っています。


ここ暫くは、語学堂への登録の課程、授業の様子、ソウルでの暮らしぶりを中心に書こうと思いますので、引き続き宜しくお願いします!

2015/11/23

「男性だから~」や「女性だから~」とは?

ベルリンでの語学留学中に出会った、修士課程にあるドイツ人の女子学生が、交換留学生として東京にある某大学で日本語を学んでいるということで、会いに行ってきました。


彼女とベルリンで会って言語交換していた中で、僕は、彼女は日本での生活を経験する中で、特に日本社会に対して複雑な思いを抱くことになるだろう、と推測していたのですが、今回日本で会って話を聞いて、やはり彼女は様々な葛藤を抱えているようでした。
特に印象に残ったのが、彼女が日本で住んでいる、大学所有の国際学生寮(外国人学生も日本人学生も利用可能だそう)についてのことでした。
その国際学生寮は現在男女共用なのですが、彼女の話によれば、寮内で酔った男性が女性の住む部屋のドアを激しく叩いた事例があったためなのか、4つある全ての男女共用棟を、男性だけが住む棟と女性だけが住む棟に分ける方針を大学が決定し、それに向けての工事を始めたらしいのです。
彼女は「いくらそんなことがあったからといって男女を別々にしてしまうのは、視野が狭すぎるし、学生同士の交流の機会が減る。しかも全寮生からの意見を聞かずに工事を始めるなんておかしい」として大学側の方針に反対し、近々別の場所に引っ越すことを決めたそうです。


これを聞いて、特に日本人の女性から、変に男性に襲われることがないから安心ではないか、という意見が出ると思いますし、僕も、日本での女性に対する痴漢や性暴力の現状を鑑みると、大学がこのような決定をしたのも無理はない、と思っています。
しかしその一方で、ドイツでの生活を経験とした身としては、彼女の考えも理解できるのです。


ベルリンで暮らしていた語学学校所有の寮も男女共用で、階による男女の区分けも全くありませんでした。
住む前は、学校からそのようなことに関する具体的な話は聞いていませんでしたが、いざ住み始めて最初の頃は、本当に同じ階まで男女の区分けなしで女性からの不満がないのか、と思っていました。
しかし、時が経つにつれて、そのような不満がないのも当然だ、と思うようになりました。
寮内では目が合えば性別関係なく学生同士で声を掛けたり会話したりしますし、授業でも、先生が学生同士で議論させたり意見を纏めたりさせるために2人ないし3人でグループを組ませる時は全く性別関係ありませんし、日本でありがちな、女性に声を掛けるのが恥ずかしい男性とか、男性に声を掛けるのが恥ずかしい女性というのが、語学学校や現地の学生では非常に少なく見えたからです。
僕は、女性に声を掛けるのは少し恥ずかしいし、男性としての僕の言動が女性からどう思われているのか怖い、というタイプなのですが、ベルリンに居た時は、日本に比べて非常にオープンな雰囲気の中で、男性とだけでなく女性とも気兼ねなく話せている、と感じていました。
今は日本にいるので、ベルリンで生活する前の感じに戻りつつあるのですが。。


また、日本では、「女性の男友達或いは男性の女友達は友達関係として成り立つのか」という議論が少なくないですが、そういった議論が不毛に見えるほど、今回会った女性や、他に知り合ったドイツ人男子学生にも、男友達や女友達は普通にいて、会話している時も性別を気にしている様子がなさそうでした。
以上のことを踏まえると、男女間での気兼ねが非常に少ない雰囲気を経験してきた身からすれば、居住区域を性別で全く別にするのは理解できない、ということになるのだと思います。
(但し、ドイツでも性に関する問題はあると思われますので、これはあくまで僕が感じてきたこと、として捉えてもらえれば幸いです。)


彼女と別れて家に戻り、夜にラジオである音楽番組を聴いていると、「男性だけど繊細な曲のリクエストですね」とか「男性でも、ガツガツした曲だけをリクエストするわけではないんですね」という司会者やゲストの声が聞こえてきたのですが、午前中に上のようなことを考えた身としては、これも非常に違和感を覚えてしまいました。
そういうのって、性別関係なくありませんか?
男性だからといって全員がガツガツしているわけじゃないですし(僕が特にそうw)、女性だからといって全員がおしとやかなわけでもないですから(今回会った女性もスポーツ好きで体格が良い)。


「男性だから~」とか「女性だから~」って、何なのでしょうね。。


そういうわけで、ラジオの音楽番組で流れていた曲の中で、改めて良いと思った曲がこちら↓
僕が見ていた某子供番組で良く流れていた曲で、非常に思い出深いです。




2015/11/15

企業の支援に頼り過ぎている日本スポーツ界-ラグビートップリーグチケット問題から考える

ラグビー男子ワールドカップイギリス大会で、決勝トーナメント進出はならずも、グループリーグ3勝と大活躍し、話題となったラグビー日本代表。
ワールドカップが終了し、次は日本最高峰のリーグで最高のプレーを、ということで開幕したトップリーグ。
開幕戦前は、チケット完売、という話が上がっていましたが、蓋を開けてみれば事情が違っていたようです。


2015年11月14日付日刊スポーツ「「ラグビーが負けた日」完売なのに空席 協会大失態」によれば、秩父宮ラグビー場で行われたラグビートップリーグのパナソニック・ワイルドナイツ対サントリー・サンゴリアス戦では、満員を2万人としていたところ、観客は10,792人に留まった、とのこと。
この記事の中で目を引いたのは、「これまで協会は(チケット全体の)40%を企業サイドに、25%を招待券に、一般向けは35%として運営してきた。」という点です。
企業サイドや招待券という、本当に観に行きたい人に対して直接売ったわけではないのに、それらを配っただけで完売と言ってしまうところに、日本ラグビー協会の意識の低さを感じてしまいます。


また、チケット分配から分かることは、チームを保有している企業への分配を最も優先している、ということです。
今回の記事はラグビーのトップリーグに限っていますが、推測に過ぎませんが、バレーボールのVリーグや、バスケットボールのNBLも似た状況なのではないでしょうか。
ですが、チケット分配で最優先すべきは、一般向け販売である、若しくは、企業向けのチケットはなくし、それらを一般向け販売に振り向けるべき、だと思います。
「一企業が予算を出してチームを持ってくれているのだから、企業が最優先で当然」という考えもあるかもしれませんが、本来スポーツというものは、スポーツをする人と、それを観て楽しむ人のためにあるのではないでしょうか?
更に、ラグビーが人気のあるスポーツでは決してない中、企業に属する従業員が観てくれることを期待しても無理な話であって、それよりも本当にラグビーが好きで、本当に観たい人に優先に販売するべきだと思います。


秩父宮ラグビー場で行われた、第46回ラグビー男子日本選手権決勝サントリー・サンゴリアス対三洋電機ワイルドナイツ(現パナソニック・ワイルドナイツ)。
2008年3月16日撮影


また、色々なスポーツで企業チームの廃部がここ数年で相次いでいますが、スポーツチーム廃部を決めた企業は、スポーツ発展に貢献するためにスポーツチームを持っているのではなく、スポーツチームを企業自体の広告塔としか見ていない、と言わざるを得ません。
しかし、企業のスポーツへの支援の度合が、企業の本業の業績に左右されるにもかかわらず、企業の支援に頼り過ぎているスポーツ関係者にも問題がある、企業だけでなく、地方自治体・公共団体・民間人等、様々な角度からの支援を活用すべき、だと思います。
企業は本業での利益追求と株主への利益還元が最優先事項であり、景気が浮き沈みする中で、支援の度合は変わらざるを得ないからです。
この問題は、日本の中で最も人気のあるスポーツの野球にも言えます。
最近は地域名を冠するNPBのプロチームが増えてきましたが、今でもメディアで一般的に表記されるのは、株式を最も保有している企業の名前です。
プロチームを持つ企業がプロチームの売却・買収を繰り返している歴史を経験しているにもかかわらず、何故地域名やチーム名より企業名が優先されるのでしょうか?
いつか、プロ野球の結果表に「埼玉対千葉」などと表記される日が来ないものでしょうか。



2015/11/06

僕の部活経歴と、『部活』について考える

「ブラック企業」をはじめ、昨今様々な「ブラック~」という言葉が生まれているようです。
今話題になり始めているのが「ブラック部活」です。
最近私の友人二人がそれぞれ以下の異なる2つの記事を紹介していました。


子どもに理不尽強いる「ブラック部活」の実情 丸刈りや白飯2杯ノルマも当たり前
ブラック部活が問題なら、部活動システム自体を廃止しちゃえばいい。


前者は、部員の健康・安全を顧みず、極度な練習を強制させたり、それに従わないと罰則を与えられる「ブラック部活」の実体をレポートした記事、後者は、その「ブラック部活」と著者自身の経験から、部活動制度そのものを廃止してもいいのではないか、という意見の記事です。


これらを読んで、自分の部活経歴がどんなものだったか、振り返ってみると。


中学校時代の部活経歴


僕が公立の某中学校に入る時は、何かしら部活に入らなければいけなかったのですが、運動が苦手な一方、将棋に熱中していて、僕の中学校にも「将棋部」があったので、そこに入りました。
活動内容としては、放課後は部員と将棋の打ち合いをし、課外活動としては中学校のある市の将棋大会に参加していました。
2年生の時に部員が極端に少なくなり、何故か、同じく部員の少なかった「科学部」と合併して「総合科学部」になったのですが(苦笑)、それでも顧問の先生は将棋もやることを許してくれ、将棋の活動も継続しました。(というよりかは僕は将棋をメインにやってました笑)
顧問の先生は将棋が強いというわけではなく、指導もありませんでしたので、部員が自由に将棋を打ち合うことができました。
結果的に、僕は将棋で強くなることはできなかったのですが、仲間と切磋琢磨しながら楽しくやれたことは非常に良かった、と思っています。


高校時代の部活経歴、というか。。


僕の入った私立の某高校には残念ながら将棋部はなく、中学校時代本格的にスポーツをやっていなかったということもあり、比較的やるのが好きな卓球部に体験入部しました。
しかし、顧問の先生には、試合形式の練習を行っている先輩達の隅でフォームを固めるための素振りだけしかやらせてもらえず。。
これでは楽しくなくて全然つまらない、ということで、結局は「帰宅部」に入りました(苦笑)
でも、高校が部活を強制していなかったからまだよかったのですが、自宅から高校まで1時間掛って、進学校ということもあって勉強だけでも大変なのに、部活への参加が強制だったとしたら、どんなにきつかっただろうか、ということを考えると、「帰宅部」という選択肢があって本当に助かった、と思っています(笑)


自らの経験から考える、『部活』に対する考え


僕は、学校の中に、実力を競って上達を目指すことが主な目的となっている部活以外に、活動自体を楽しむレクリエーションの枠組みがあって欲しい、と考えます。
学校の中だけでやるのが難しいならば、地域の活動団体と一緒に取り組んで行うのも、方法の一つだと思います。
そういった枠組みがない中での部活動への参加の強制はあってはならないと思います。
なぜならば、本気でその分野の上位を目指したいという人もいれば、勉強での疲れを、勉強以外の活動をすることで息抜きしたい人、勉強以外の活動自体を楽しみたい、という人もいるからです。
記事と自らの経験から思うことは、学校の中の部活には「楽しむ」という雰囲気が殆どなく、「本気でその分野の上位を目指したい人」のためだけの部活が殆ど、のような気がしてならない、ということです。
(加えて言えば、「本気でその分野の上位を目指したい人」のための部活でも、上達とは明らかに無関係の指導はあってはならない、と思います。)
中学校や高校時代にレクリエーションのような枠組みがあれば、僕も楽しく卓球ができただろうに、と思っています。
後者の記事の著者の言葉を借りるなら、「活動は上手な人達だけのものじゃありません。仲間と楽しむ活動だって良いじゃないですか!」