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2018/03/16

ロシア・モスクワ旅行 Part 12-路面電車でモスクワ市内を縦横無尽してきた!

前回Part 11はこちら


全ロシア博覧センター (ВДНХVDNH) でのスケートの風景を楽しんだ2018年元日の夜

このまま近くの駅から地下鉄でホテルに戻るのも良かったかもしれませんが、それではつまらないともったいないと思ってしまうのが鉄道ファンの性。

近くに同じく路面電車が走っていたので、モスクワの路面電車を体験してみることにしました。


























モスクワ市電の新型車両に乗車!


全ロシア博覧センターの後はどこかで夕食を取ること以外特に何も予定なし。

行きと同じく地下鉄で帰るのもつまらないと思い、路面電車に乗ってみることにしました。

地下鉄VDNH駅停留所 (Станция метро "ВДНХ"Stantsiya Metro "VDNH") で、モスクワ中心部から北東部に掛けて走る11系統を待っていると。




おおーっ、レニングラーツキー駅 (Ленинградский вокзал, Leningradsky Railway Terminal) 周辺で見かけたあの新型路面電車ではありませんか!
























この車両は、ロシアの車両製造会社だというTransmashholding社 (Трансмашхолдинг) の傘下にあるMetrowagonmash社 (Метровагонмаш) とPC Transport Systems社 (ПК Транспортные системы) が共同開発した71-931М(愛称Vityaz-M)という形式のようで、2017年とまさに最近走り始めたとのこと。

そういうわけでピカピカの3連接新車です。

ただこのTransmashholding社、大手顧客であるロシア国鉄 (Российские железные дороги, Russian Railways) の他、仏大手車両製造会社であるアルストム社 (Alstom) も33%の株を保有しているとのことで、新型車両の外見が何となくアルストム社の主力路面電車モデルであるシタディス (Citadis) に似てなくもない気がしてしまいます。。。


※参考リンク
Transmashholding社公式ウェブサイト(英語)
Transmashholding社2016年11月29日付プレスリリース(英語)
モスクワ市2017年9月29日付ニュース「モスクワ市 Vityaz-M導入の第1弾として100編成受領 (Moscow receives first 100 Vityaz-M low-floor trams) 」(英語)
アルストム社2015年12月29日プレスリリース「アルストム社 Transmashholding社株式保有比率を33%に引き上げ (Alstom increased its stake in Transmashholding to 33%) 」(英語)



モスクワ市電の最新路面電車Vityaz-M車内。
最前・最後部の座席を除いては完全な低床です。





モスクワ市電に乗る際は、写真の機械にICカードをタッチすればOK!
降りる際は赤のボタンで知らせます。




モスクワ市電の小ぶりな路面電車に乗車!


地下鉄セミョノフスカヤ駅停留所 (Станция метро "Семеновская"Stantsiya Metro "Semenovskaya") ではモスクワ東部を南北に縦断する46系統、46系統南端終点の地下鉄プロレタルスカヤ駅停留所 (Станция метро "Пролетарская", Stantsiya Metro "Proletarskaya") では、モスクワ川 (Москва-река, Moscow River) を渡ってモスクワ南部を東西に横断する38系統にそれぞれ乗車。

この間に乗車した71‐619(別称KTM-19)という形式は、同じロシアでもUst-Katav Wagon-Building Plant named after Kirov社 (Усть-Катавский вагоностроительный завод имени С.М. Кирова) という、チェリャビンスク州 (Челябинская область, Chelyabinsk Oblast) ウスチ=カタフ (Усть-Катав, Ust-Katav) に本拠を置く別会社のようです。

しかし、先ほどの新型車両も含めて、ロシア製の車両に乗っていて思ったのが。




速度が遅い。。。




これは車両の問題ではなく線路の整備度合いの問題だとは思うのですが、これではせっかくの新型車両の利点が活かせないのではないかと心配になってしまいます。


そんな心配をしている内に、モスクワ市電38系統は長距離列車の発着するパヴェレツキー駅停留所 (Павелецкий вокзал, Paveletskiy Railway Station) に到着。

コーカサス地方方面列車やモスクワ・ドモジェドボ空港 (Аэропорт Домодедово) 行きアエロエクスプレス (Аэроэкспресс, Aeroexpress) ターミナル駅であるパヴェレツキー駅近くにあるこの停留所で途中下車しました。


※参考リンク
Ust-Katav Wagon-Building Plant named after Kirov|チェリャビンスク州(英語)



地下鉄セミョノフスカ駅停留所で途中下車





地下鉄セミョノフスカ駅停留所でモスクワ市電46系統に乗り換え。
車両はUst-Katav Wagon-Building Plant named after Kirov社の71‐619(別称KTM-19)という形式。

大型連接車から1両編成とこじんまりサイズになりました。




モスクワ市電46系統KTM-19車内。
席配置は1+2列。




地下鉄プロレタルスカヤ駅停留所がモスクワ市電46系統南端終点




地下鉄プロレタルスカヤ駅停留所の電光掲示板で、左側上部にあった外気温0度という表示に、更に寒さが身に染みて感じてしまいました。。。
3分後に来るという38系統よ、寒いから早く来てくれ~!!





モスクワ市電38系統路面電車がやって来てくれました。
これもUst-Katav Wagon-Building Plant named after Kirov社の71‐619(別称KTM-19)という形式だそう。




モスクワ市電38系統で乗車した71‐619(別称KTM-19)車内。
46系統の時と多少の差異はありますが、大きな違いはありません。




モスクワ市電38系統がモスクワ川を渡ります!



パヴェレツキー駅停留所で下りると、目の前に荘厳な高層ビルがお出まし!
パヴェレツカヤプラザ (Павелецкая Плаза, Paveletskaya Plaza) といって、有名ショップやグローバル企業のオフィスが入居しているビルらしいです。





写真左側がパヴェレツキー駅、右側がパヴェレツカヤプラザ。




パヴェレツキー駅からあの名車に!?


パヴェレツキー駅で夕食を取ろうと思ったのですが、適当なレストランを見つけられず、引き続き乗車することに。

今度はモスクワ市内南部を東西に横断するモスクワ市電39系統を待っていると。




おおっ、長年活躍している名車タトラではありませんか!
しかも丸みを帯びたフォルムが僕好みのT3という形式!
























モスクワでのタトラT3の性能は如何に、という考えを持ちながら早速乗車!
そして発車するや否や本当にビックリ。




めっちゃ軽快に飛ばしてる!(これを言うのなら動画を撮っていればよかったと今さら後悔。。。)




これも線路の整備具合が良好だからだとは思うのですが、これだけ快調だと、まだまだ活躍してほしいですね。

地下鉄レーニンスキー大通り駅停留所 (Станция метро "Ленинский проспект", Stantsiya Metro "Leninskiy Prospekt") でタトラT3に別れを告げました。



モスクワ市電39系統で乗車したタトラT3の車内




途中対向車として特別イルミネーションを施した路面電車が通過したのですが、やっぱりブレブレになってしまいました。。。




2018年元日も夜8時を過ぎ。。。
お疲れさまです。




モスクワ市電39系統タトラT3が地下鉄レーニンスキー大通り駅停留所に到着。





ショッピングモール「ガガーリンスキー」に入ろうとしたが。。。


レーニンスキー大通り駅 (Ленинский проспект, Leninskiy Prospekt) からモスクワ地下鉄で戻る前に、停留所近くにガガーリンスキー (Гагаринский, Gagarinsky) というショッピングモールを発見。

ここで夕食を取ったり、果ては中に入っているスーパーでお土産用のお菓子が買えないかと思っていたのですが。




うわっ、中に入れない。。。
でも元日なんだから、そりゃそうですよね。。。





















こればではもうモスクワ地下鉄でモスクワ中心部に戻るしかありませんでした(汗)。





Part 13へ続く。