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2017/08/23

元サッカー日本代表内田選手が移籍したドイツのウニオン・ベルリンをベルリン滞在経験者が紹介!

こんばんは、ベルリン留学時代を思い出しながら書いているタケオです。

サッカー日本代表としてワールドカップ出場経験のある内田篤人選手が、これまで所属していたFCシャルケ04(FC Schalke 04)から1. FCウニオン・ベルリン(1. FC Union Berlin)に移籍しました。

そこで今回は「ウニオン・ベルリンってどんなクラブ?」という点にスポットを当てて書きたいと思います。

但し僕自身は、ベルリン滞在中にこのスタジアムの近くを何回か通ったことはありますが、観戦経験はありませんので、あくまでも参考程度に読んで頂ければと思います。


目次
1. ウニオン・ベルリン公式ウェブサイトで内田選手の加入発表
2. ウニオン・ベルリンはどんなクラブ?
3. ベルリン留学時代に感じていたウニオン・ベルリンのベルリンでの人気度
4. ウニオン・ベルリンのホームゲームチケットを購入できるオフィシャルファンショップの位置
5. ウニオン・ベルリンのホームゲーム観戦のチケット価格
6. ウニオン・ベルリンのホームスタジアムへのアクセス
7. 終わりに‐ウニオン・ベルリンのホームゲーム観戦時の注意





ウニオン・ベルリン公式ウェブサイトで内田選手の加入発表


ウニオン・ベルリン公式ウェブサイト(ドイツ語)では、2017年8月21日付で「内田篤人 ウニオン(・ベルリン)へ加入(ATSUTO UCHIDA WECHSELT ZU UNION)」のニュースが出ました。

その中で内田選手は以下のコメントを発表しています。



Ich bin froh, dass dieser Wechsel so schnell geklappt hat und neugierig, was mich hier erwartet.Unions Entwicklung habe ich schon in der letzten Saison verfolgt und natürlich kenne ich Jens Keller gut. Die Ambitionen des Vereins liegen klar auf der Hand. Ich freue mich sehr darauf, die Aufgabe in Angriff zu nehmen und endlich wieder Fußball zu spielen. 
今回の移籍が早く決まったことに嬉しく思い、またこれからここで待ち受けていることに対してワクワクしています。ウニオンの成長ぶりを既に昨シーズンからフォローしていて、勿論イェンス・ケラー(2012年12月~2014年10月までFCシャルケ04監督)のことも良く知っています。このクラブの野心は明白です。課題に向けて一生懸命取り組み、再びサッカーが出来ることを楽しみにしています。



ウニオン・ベルリンはどんなクラブ?


そもそもウニオン・ベルリンとはどんなクラブでしょうか?

ベルリンでもう一つの代表的なクラブであり、日本人の原口元気選手も所属している、ヘルタ・ベルリナースポーツクラブ・ベルリン(Herta Berliner Sport Club Berlin、以下ヘルタ・ベルリン)と比較しながら見ていきましょう。

クラブ設立年
1966年

※ヘルタ・ベルリン
1892年

ホームスタジアム
シュタディオン・アン・デア・アルテン・フェルステライ(Stadion an der Alten Försterei)
収容人数:22,012人

※ヘルタ・ベルリン
オリンピアシュタディオン・ベルリン(Olympiastadion Berlin)
収容人数: 74,649人

会員数
16,661人(2017年6月30日現在)

※ヘルタ・ベルリン
35,000(2017年4月3日現在)


「鉄(Die Eisern)」という愛称を持つウニオン・ベルリンは、ヘルタ・ベルリンと比較すると、歴史、ホームスタジアムの規模、会員数どれも下回っています。

アウディ(Audi)やコカ・コーラ(Coca Cola)等グローバル規模の企業をスポンサーに抱えるヘルタ・ベルリンが近年ブンデスリーガ(Bundesliga)1部でプレーし続けているのに比べても、殆どのスポンサーがドイツ、特にベルリンを本拠とする企業のみのウニオン・ベルリンはブンデスリーガ1部でプレー出来たシーズンが全くないことから、成績面においても劣ってしまっていると言えます。



ベルリン留学時代に感じていたウニオン・ベルリンのベルリンでの人気度


2015年4月~9月の6ヶ月間ベルリンに滞在し、ヘルタ・ベルリンのホームゲーム観戦を経験した僕が感じていたウニオン・ベルリンのベルリンでの人気度は。

案外ヘルタ・ベルリンと同等の高い人気がある!


「いや、スタジアムの規模が全然違うのに何いってるの?」 
「万年2部のクラブが同じ都市にある1部のクラブと同じ位の人気って、そんなのアリ?」

と思いの方もいらっしゃるかと思います。

僕もベルリン滞在前は、ベルリンのクラブと言えばやはりヘルタ・ベルリンであり、この青と白のユニフォームのクラブがベルリンで一番人気があると思っていました。

しかし、ベルリンに滞在してから気付いたことがありました。

ベルリンで流れているスポーツニュースの中で、ウニオン・ベルリンの情報量が、所属リーグが2部にもかかわらず多い!

ベルリン地下鉄(Berliner U-Bahn)の一部車両や、鉄道駅或いはショッピングモール内に設置されている、ニュースやイベント情報を流す液晶画面を見ていると、ヘルタ・ベルリンだけでなくウニオン・ベルリンの試合結果や移籍の情報が多く流されていることに気付いたのです。

事実2016/2017シーズンのウニオン・ベルリンのホームゲーム平均観客数は20,859人と毎試合ほぼ満員!

ヘルタ・ベルリンのそれが49,998人とは言え、ホームスタジアムの規模がある意味大きすぎることもあって、観客動員率が67%と幾分寂しい数字になってしまっています。

その一方で、ウニオン・ベルリンのホームゲームでは対収容人数95%弱もの非常に高い観客動員数を誇り、毎試合熱心なサポーターが席を埋めて大きな声援を送っていると言えます。

ウニオン・ベルリンの公式YouTubeチャンネルで、試合中のウニオン・ベルリンサポーターの様子を見ることが出来るのですが、ヘルタ・ベルリンサポーター(も日本のサポーターに比べれば熱狂的ですが)よりも遥かに声量が大きく、熱のこもった応援をしている印象です。



2013年3月15日に行われたウニオン・ベルリンのホームゲームの様子


参考リンク
観客統計|ウニオン・ベルリン(ドイツ語)
ブンデスリーガ1部観客数|RevierSport(ドイツ語)




ウニオン・ベルリンのホームゲームチケットを購入できるオフィシャルファンショップの位置


ウニオン・ベルリンのホームゲームチケットの購入方法としては以下の2つがあります。

1. オフィシャルファンショップウェブサイト
2. 現地オフィシャルファンショップ「ウニオン・ツォイクハウス(Union Zeughaus)」

但し、チケットを購入できるウニオン・ベルリンのオフィシャルファンショップウェブサイトの言語は残念ながらドイツ語しか対応しておらず、ドイツ語が理解出来る人以外には非常にハードルが高いと言わざるを得ません。

というわけで、ネットより現実的なチケット購入手段としては、現地オフィシャルファンショップでの購入になるかと思います。

それでも、ベルリン中心部のショッピングモールにオフィシャルファンショップがあるヘルタ・ベルリンと比べると、チケット購入に難があるのは否めませんが。。。

2つあるオフィシャルファンショップを紹介したいと思います。

最初は、ベルリンの通勤電車Sバーン(Berliner S-Bahn)のS3線と路面電車62・63・68系統が乗り入れるケーペニック駅(Köpenick)近くにあるウニオン・ツォイクハウス・バーンホフ通り店(Bahnhofstraße)

2016年10月6日にオープンしたばかりのこのオフィシャルファンショップは、ショッピングモールであるフォールム・ケーペニック(Forum Köpenick)の、バーンホフ通りを挟んで向かい側にあります

営業時間は、月曜日から金曜日が午前10時~午後8時、休日やホームゲーム開催日は午前10時~午後10時です。







ウニオン・ツォイクハウス・バーンホフ通り店新規開業の様子


もう一つのウニオン・ツォイクハウス・ヴァルトザイテ店(Waldseite)はベルリン路面電車27・60・67系統アルテ・フェルステライ(Alte Försterei)停留所から歩いて約3分のところにあります。

すぐ隣がホームスタジアムのシュタディオン・アン・デア・アルテン・フェルステライになります。

営業時間は、月曜日から金曜日が午前11時~午後6時、土曜日が午前11時~午後4時です。





ウニオン・ベルリンのホームゲーム観戦のチケット価格


ウニオン・ベルリン公式ウェブサイトに掲載されているホームゲーム観戦のチケット価格は以下の通りです。

座席があるのはメインスタンドのみで、それ以外の位置になってしまうと試合中ずっと立ちながらの観戦になりますのでご注意下さい。

セクター1(Sektor 1、メインスタンド、指定席)
カテゴリー1(中段中心側):40ユーロ
カテゴリー2(前段中心側若しくは上段外側):36ユーロ
カテゴリー3(中段外側):32ユーロ
カテゴリー4(前段外側):28ユーロ

セクター2(Sektor 2、メインスタンドから向かって左側ゴール裏、自由立ち見)
均一11ユーロ

セクター3(Sektor 3、バックスタンド、自由立ち見)
均一13ユーロ

セクター4(Sektor 4、メインスタンドから向かって右側ゴール裏、自由立ち見)
均一12ユーロ

セクター5(Sektor 5、メインスタンドから向かって右側ゴール裏のアウェーチーム応援席、自由立ち見)
均一12ユーロ


参考リンク
チケット価格|ウニオン・ベルリン(ドイツ語)



ウニオン・ベルリンのホームスタジアムへのアクセス


ベルリン中心部からウニオン・ベルリンのホームスタジアムへのアクセスとしてはベルリン中央駅からSバーンS3線に乗り、ケーペニック駅で下車してから歩いてホームスタジアムに向かうというものです。

このS3線はそれまでベルリン中央駅まで行っていませんでしたが、2017年8月21日よりベルリン中央駅を通るようになりましたので、ベルリン中心部からウニオン・ベルリンのホームスタジアムへのアクセスが格段に向上しました!

ベルリン中央駅からケーペニック駅までの片道料金は2.80ユーロで、1日券7ユーロで乗車してもOKです(2017年8月現在)。

乗車前には必ずきっぷを刻印機に差し込むことを忘れずに!

それをしないで乗車して、私服検札員に抜き打ちで刻印なしのきっぷが見つかってしまうと、60ユーロの罰金を即座に取られてしまうのでご注意を!



ベルリンSバーンのS3線ケーペニック方面電車は、ベルリン中央駅15番線から発車します。
ベルリン中央駅15番線のホームは、地上ホームの一番北側に位置しています。
ベルリンSバーン電車は黄と赤の色使いが特徴。(2014年8月14日撮影)


ウニオン・ベルリンのホームゲーム数時間前に撮影したベルリンSバーンのケーペニック駅。
多数のウニオン・ベルリンのサポーターが下りていきました。(2015年5月24日撮影)



写真左の券売機できっぷを買ったら、同じく右側の真っ赤な色をした刻印機にきっぷを差し込むことを忘れずに!(2015年9月24日撮影)




ベルリンSバーンS3線ケーペニック駅からウニオン・ベルリンのホームスタジアムまでの徒歩ルート




終わりに‐ウニオン・ベルリンのホームゲーム観戦時の注意



ウニオン・ベルリンのホームスタジアムのあるエリアは、旧東ベルリンの閑静な住宅街で、ショッピングモールやパブが集中してあるところ以外は特に目立った店がありません。

ベルリン滞在中はニュースでこのエリア付近での事件を耳にする機会が多かったですので、試合終了後も夜遅くまで1人でこのエリアに留まるのは避けた方が良いと思います。

自分で出来る範囲で身の安全には十分に注意して、楽しく観戦して下さいね!


ドイツでのサッカー・ブンデスリーガ観戦については、こちらの書籍もご参考に!



追記:2018年1月9日

2018年1月3日、鹿島アントラーズがドイツのウニオン・ベルリンに所属していた内田篤人選手の完全移籍での加入を発表しました。

これでウニオン・ベルリンでの内田選手の姿はもう見られないことになります。

ですが、ウニオン・ベルリンがベルリンでヘルタと人気を二分するクラブであることに変わりはありませんので、ベルリンにお越しの方、特にサッカーファンの方はウニオン・ベルリンにも引き続き注目して頂けたらと思います。


参考リンク
鹿島アントラーズ2018年1月3日付リリース「内田選手が完全移籍で加入」