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2016/02/06

2016年旧正月連休初日 ソウル駅とソウル高速バスターミナルの様子

こんにちは、タケオです。
本日から韓国は5日間の旧正月連休(설연휴、ソルヨニュ)に入りました。
そこで、故郷へ向かう人々の様子を見ようと、ソウル駅(서울역)とソウル高速バスターミナル(서울고속버스터미날)を訪れました。


◎旧正月連休初日のソウル駅


慶尚道(경상도、キョンサンド)方面の列車が発着するソウル駅。
高速列車KTXをはじめとした長距離列車は、数少ない立席自由席を除いてはほぼ指定席で既に完売していたことと、全羅道(전라도、チョルラド)方面の列車は龍山駅(용산역、ヨンサンヨッ)からの発車となるためか、混雑はしていませんでした。


ソウル駅へ向かう人々

旧正月の様子を取材しようという放送局の車もありました。


旧正月のソウル駅前で政党の演説。


ソウル駅。
駅自体の混雑はひどくありません。


ソウル駅では発車15分前からホームに行くように案内されるため、それまでは椅子や待合室で待ちます。


列車が5~10分おきに、ひっきりなしに発車します。


ソウル駅構内


列車に乗るため、乗客が次々とホームへ向かいます。


指定座席へ向かう乗客


列車に次々と乗り込む乗客


発車を待つKTX


KTXが故郷へ向かう乗客を乗せて出発!


旧正月連休初日のソウル高速バスターミナル


ソウルからの長距離高速発着場であるソウル高速バスターミナル。
ソウル高速バスターミナルは、主に慶尚道、江原道(강원도)海岸部へ向かうバスが発着するソウル高速バスターミナル京釜線(서울고속버스터미날경부선)と、主に全羅道、忠清道(충청도)、江原道内陸部へ向かうバスが発着するセントラルシティターミナル湖南線(센트럴시티터미날호남선)に分かれています。
地方都市各地へのバスが10~20分間隔で発車するため、こちらも大混雑というほどではありませんでしたが、列車では1本で行けないようなところも行くことができるため、ソウル駅よりは混雑度が高い印象でした。


ソウル高速バスターミナルから、高速バスが次々に出発!


新世界百貨店江南店(신세계배화점 강남점)やJWマリオットホテルソウル(JW 메리어트 호텔 서울)も入っている、セントラルシティターミナル湖南線


セントラルシティターミナル湖南線でバスの発車を待つ乗客。


何台ものバスが並ぶセントラルシティターミナル湖南線


バスに載せる青果品でしょうか。



バスに次々と乗り込む乗客。


ソウル高速バスターミナル京釜線


ソウル高速バスターミナル京釜線の建物内部


ソウル高速バスターミナル京釜線からの発着を待つバス。


釜山行きバスに長蛇の列。


◎駅と高速バスターミナルの様子を見ての感想


日本だと新幹線網が非常に発達していることで、同じ方面に向かう高速バスの本数がそれほど多くないためか、鉄道駅の方が若干高速バスターミナルよりも利用度・混雑度が高い印象を持っています。


一方で、韓国は、高速列車KTXの料金が非常に高いと認識されていることと、一般高速(일반고속、2+2列で、席間隔が狭い)と優等高速(우등고속、1+2列で、席間隔がゆったり)を合わせた、同じ方面に向かう高速バスの本数も高速列車に劣らず非常に多いためか、日本よりも高速バスターミナルの利用度・混雑度が高い印象を受けました。


因みに、ソウル~釜山を例にとって、高速列車KTXと優等高速バスを比較しますと、以下の通りとなります。

○高速列車KTX

所要時間:約2時間半。
運行間隔:20~30分に1本(時間帯によってばらつき有り)
一般室料金(日本での2+2列指定席に当たる):55,000ウォン前後(時間帯やインターネット経由購入によって異なる)。

○優等高速バス

所要時間:約4時間15分(渋滞にはまれば5時間程)、
運行間隔:20~30分に1本
料金:34,200ウォン。


いずれにしても、どちらも普段よりは多い乗客、しかもお土産を抱えた乗客が多くみられたことから、韓国にとっての旧正月は、長期連休であることと、故郷への大移動という、非常に大切な時期であると言えます。

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