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2016/04/19

高麗大学校語学堂5級中間試験の内容と結果について

2016年4月14日(木)・15日(金)に、高麗大学校語学堂5級の成績判断の重要な材料の一つである5級中間試験があり、その結果が出てきましたので、その報告をしたいと思います。


◎5級中間試験について


中間試験は、成績を評価する5つの項目(中間試験・期末試験・週間試験・課題発表・授業中態度)の内の一つで、全体評価の30%を占める重要な項目です。
基本的な内容については、これまで受けた5級の授業で出た表現・文法・内容を中心に出題されます。
スピーキングについては、他クラスの5級先生とのインタビューと、他クラスの5級先生1人が面接官役、僕を含めた学生3名が志願者役となって行う面接の2つあります。


○1日目
1.書き取り(試験時間50分)
僕が受けた時の内容は、「様々な困難を抱えている人が多い現代社会の中で、優先して手を差し伸べるべき人は?」というテーマに自分の意見を述べる形式で6文章以上記述、そして、現代人が実践すべき健康管理法について、食習慣と生活習慣の観点から12文章以上記述、でした。
50分という短い時間制限の中で、指定数以上の内容の適切な文章を書く必要があります。

2.インタビュー(インタビュー時間7分程)
僕が受けた時の内容は、以下の質問に対して答えるものでした。
・ボランティアや寄付の経験があるか。
・将来ボランティアや寄付の計画があるか
・韓国の大学生が、大学での単位取得や就職面接で良い印象を持ってもらうためにボランティアをすることについてどう思うか。
・韓国の就活生が語学勉強・資格取得・インターンシップに必死になること(を総称して韓国ではスペックと言います)について、何か知っていることはあるか、でした。


○2日目
3.読解(試験時間40分)
受けた印象としては、TOPIK(韓国語能力試験)の読解の時間短縮版、といった感じでした。

4.聞き取り(試験時間35分)
それぞれの問題を2回聞けますが、内容自体が難しいため、集中力が要求されます。

5.面接(準備時間5分・面接25分)
試験1週間程前に以下5つのシチュエーションが試験で出ることが提示された中、僕が受けた時の内容は、韓国大学校(実際にはありません苦笑)経営学部の入学面接という想定でした。

・アディダス営業部門入社試験面接
・韓国大学校経営学部の入学試験面接
・鍾路児童福祉センター入所試験面接
・「健康な生活」雑誌社記者入社試験面接
・韓国大学校大学院韓国学科入学試験面接


◎5級中間試験の結果と、受けてみての感想


僕の結果は以下の通りでした。


読解:95点
聞き取り:88点
書き取り:80点
スピーキング:82点


僕の場合、評価できる点と反省すべき点は以下の通りです。

○評価できる点
・書き取りにて、50分という制限時間の中、指定された数以上の文章数を書くことができた。
・スピーキングの面接において、予め5つのシチュエーションが提示されたが、それに向けて適切と思われる経歴・性格・志望理由等を準備し、試験の場で実際に対応することができた。(僕が試験の場で話した内容は実際の経歴と違っていましたが、問題ありませんでした。)

○反省すべき点
・聞き取りの問題で、間違いが2問だけだったにもかかわらず、1問当たりの配点が大きいため、点数が思いの外引かれてしまい、聞き取りでの集中力持続が必要。
・スピーキングで発音や抑揚の評価が、4級での試験に引き続き他の項目と比較するとあまり良くなく、話す際の発音に今まで以上に気を付けることが重要。


しかし、この調子で、他の重要項目である課題発表・期末試験も乗り切れば、次の学期も高麗大学校語学堂で学ぶ場合には6級に進めそうなので、その点については安堵しています。


こういった僕がいうのもなんですが、しっかりと授業を受けて、家でもしっかり復習して、そして試験で極度に緊張しなければ、問題なく点数を稼げると思いますので、これから5級を受ける予定のある方は自信を持って頑張って下さい!


スピーキングの評価表(말하기 평가표)。
写真右側の評価(평가)は、左から順に、「良(잘함)・普通(보통)・不足(부족)」若しくは「非常に良い(아주 잘함)・良(잘함)・普通(보통)・不足(부족)・非常に不足(매우 부족)」。
インタビュー(인터뷰)の評価項目(평가 항목)は、上から順に、内容(내용)・表現(표현)・発音(발음)。
インタビュー(면접)の評価項目は、上から順に、内容(내용)・表現(표현)・発音(발음)・態度(태도)。

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