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2016/05/26

トルコ旅行 Part 1 - 仁川国際空港からトルコ航空TK91便搭乗、イスタンブル・アタテュルク国際空港到着

昨年の2015年ドイツ・ベルリンに半年間滞在していた時、多くのケバブスタンドやトルコ人居住地区クロイツベルク(Kreuzberg)をはじめとして多くのトルコカルチャーに接し、近く行きたいと思っていたトルコ。
そのトルコの中で、1400年代中盤までは東ローマ帝国の首都、それ以降はオスマン帝国の首都として繁栄を極めたトルコ・イスタンブルに、高麗大学校語学堂休講期間を利用して行くことにしました。
一方で、2016年に入り、1月と3月にテロ爆発事件が起きたことは知っているので、少しばかり警戒しながらの旅となります。


◎真夜中の仁川国際空港


今回利用するのは、仁川発イスタンブル着のトルコ航空直行便。
日本からは成田国際空港と関西国際空港から夜の時間帯でイスタンブルへのトルコ航空直行便が出ていますが、韓国でも、日本と同じく夜の時間帯で仁川国際空港からの直行便が出ています。
出発・到着時間は、それぞれ仁川23:10発イスタンブル翌日4:30着。
出発の1時間40分前に仁川国際空港に到着しましたが、事前にトルコ航空公式ウェブサイト上でオンラインチェックインを済ませていたことから、短時間で手荷物をカウンターに預けることができました。


深夜の仁川国際空港は、飲食店については営業している店が多いですが、両替所は午後10時で閉まってしまっていた(そもそもトルコの通貨リラは扱っていないようではありますが)ので、早朝のイスタンブルの空港で両替所が営業していたり、ATMが稼働していることを祈りつつ、飛行機に乗り込みました。



深夜の仁川国際空港


トルコ航空便の出発ゲートはコンコースにあるため、シャトルを利用しなければならず。。。


両替所は閉まっていました。。。


出発ゲートに着くと、ご丁寧にも飛行時間・現地天候の案内。


◎トルコ航空TK91便


仁川発イスタンブル着トルコ航空TK91便の利用客は、韓国人:それ以外の比率が3:2程で、トルコ人と思われる人は意外に少なく、乗り継ぎで利用する人が多いように思いました。


日本からの直行便はAirbus330機シリーズを使用しているようですが、韓国からの直行便はBoeing777-300ER機です。
エコノミークラスの全座席には、タッチパネル式エンターテイメント機に加え、USBポートまで備え付けられており、充実している印象です。
尚、機内にWI-FIの表示があり、まさかと思って僕のスマートフォンを見てみると、確かにトルコ航空のWI-FIと思われる表示が出てきたのですが、残念ながら利用できる気配が全く感じられませんでした。
機内誌を見てみたところ、どうやらトルコ航空のマイレージプログラム「Miles&Smiles」を保持している乗客しか利用できないようなことが書いてあったので、諦めてエンターテイメント機で時間を潰すことにしました。


無事に仁川国際空港を離陸してから30分後には、ウェルカムサービスとして、ナッツを牛皮みたいなもので包んだお菓子ロクム(lokum)とアメニティセットを受け取ることができました。
離陸後の機内食は、韓国発ということがあってか、ビビンバとチキンステーキの選択式だったので、僕はビビンバを選択。
トルコ航空がアシアナ航空と同じ航空連盟(スターアライアンス)に所属しているためか、アシアナ航空で出されるビビンバと似たような具材内容でしたが、とても美味しかったです!
その分、着陸直前の機内食はスクランブルエッグ・鶏胸肉ソテーと一般的なもので、この機内食もクオリティーが良ければもっと評価できるのですが。。。


飛行経路としては、黄海・中国・カザフスタン・カスピ海・アゼルバイジャン・ジョージアを通過してトルコに入っていくのですが、ここで改めて意識させられたのが、トルコとアルメニアの外交関係です。
第一次世界大戦中に起きたとされる、トルコ人によるアルメニア人虐殺の影響により、トルコ・アルメニア間の外交関係は非常に良くないことはニュース等で知っていましたが、アルメニアを通過しないばかりか、首都エレバンをはじめとした地名表記すら表示されない点は非常に驚きました。
当外交関係がイメージ以上に悪いことを思い知らされました。


飛行機はほぼ定刻通りにイスタンブルの国際便の玄関口である、イスタンブル・アタテュルク国際空港nに到着!
尚、「アタテュルク(Atatürk)」は(ご存知の通り?)トルコ共和国建国者であり同国初代大統領でもあるムスタファ・ケマル・アタテュルク(Mustafa Kemal Atatürk)から取られています。


使用機材はBoeing777-300ER機。


搭乗開始!


トルコ発行の新聞サービス。
取って読んでみましたが、文字がアルファベットで、ラテン語やギリシャ語由来と思われる言葉だけ理解できるのみで、ほとんど意味がわからず。。。


TK91便の機内


タッチパネル式エンターテイメント機。
韓国発の便ですが、日本語でも見れます。


トルコ航空のエンターテイメント機は結構充実しています!


お菓子ロクムのサービス!
非常に美味しかった!


アメニティセットも配られました。


アメニティセットは、簡易スリッパ・靴下・アイマスク・耳栓・歯磨きセットと、充実の内容!


機内食のビビンバ。
アシアナ航空長距離便と同じく、コチュジャンの量を調節できます。


ソウルの表記が「Seul」とあって、「航空会社が首都の表記を間違えるなんて」と思ってしまいましたが、実はトルコ語で表記するとこうなるのだそう。


中国の首都北京や、新疆ウイグル自治区の区都ウルムチ上空を通過。


カザフスタン・カスピ海・アゼルバイジャン・ジョージアを通過してトルコへ!
アルメニアを通過しないどころか、地名表記すらないことは、トルコの外交問題が反映していることを窺わせます。


着陸直前の機内食はスクランブルエッグ・鶏胸肉ソテーと一般的なもの。


無事にイスタンブル・アタテュルク国際空港に到着!


Part 2へ続く。

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