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2016/08/14

ソウル首都圏鉄道ぶらり旅‐ソウル地下鉄2号線に乗り、新亭支線沿線を訪ねた!

こんばんは、ソウルで相変わらず続いている猛暑にも負けないタケオです。
ソウル首都圏鉄道ぶらり旅第20弾として、ソウル地下鉄2号線(서울지하철2호선)に乗り、新亭支線(신정지선、シンジョンジソン)沿線を訪ねました!


◎ソウル地下鉄2号線


ソウル地下鉄2号線は、市庁駅(시청역)・総合運動場駅(종합운동장역)・江南駅(강남역)・弘大入口駅(홍대입구역)・新村駅(신촌역)を経由する環状形状の本線と、聖水駅(성수역、ソンスヨッ)~新設洞駅(신설동역、シンソルドンニョッ)間を結ぶ聖水支線(성수지선、ソンスジソン)、新道林駅(신도림역、シンドリムニョッ)~カチ山駅(까치산역、カチサンニョッ)間を結ぶ新亭支線から成り立つ路線で、ソウルメトロ(서울메트로)が全区間の運行を担っています。
本線は10両編成、聖水支線は4両編成、新亭支線は6両編成で運行されています。


若者に人気のエリアやビジネスエリアを通るため、ソウルを通る都市鉄道路線の中で一番の乗降客数を誇る路線で、2015年にソウル特別市(서울특별시)が1号線~9号線の通る駅の交通ICカード利用状況を基にした調査によれば、下記の通り駅年間利用客数の1位と3位~5位を、2号線の通る駅が占めたということです。

1位:江南駅
2位:高速ターミナル駅(고속터미널역)
3位:蚕室駅(잠실역、チャムシルリョッ)
4位:舎堂駅(사당역、サダンニョッ)
5位:弘大入口駅

※太字が2号線の乗り入れている駅


※参考リンク
2016年3月6日付聯合ニュース 「1日当たり20万人の江南駅が利用客1位 弘大入口駅は5位に上昇(韓国語)」


ソウルメトロ2000系(2代目)のドア上にある路線図表示


ソウルメトロ2000系(2代目)の車内。
先頭車両には自転車を置けるスペースがあります。


2号線車両に備え付けられている液晶モニター。
広告や停車駅の案内が表示されます。

聖水駅に掲示されていた聖水支線の時刻表。
大体10分間隔での運行。


新道林駅に掲示されていた新亭支線の時刻表。
大体10分間隔での運行。


◎新設洞駅~陽川区庁駅


今回は、江南・新村・弘大入口といった人気エリアとは違ったところに行ってみようと、聖水支線の終点である新設洞駅から乗車することにしました。
聖水駅で本線の電車に乗り換えて新道林駅で降りた後、新亭支線の電車に乗って陽川区庁駅(양천구청역、ヤンチョングチョンニョッ)で下車しました。


新設洞駅から旅をスタート!


新設洞駅を出発!


龍踏駅(용답역、ヨンダムニョッ)付近でソウルメトロ君子車両基地(군자차량기지、クンジャチャリャンギチ)の様子を捉えることができました。


君子車両基地は首都圏電鉄1号線(수도권전철1호선)の車両留置及び点検も担当しているようです。


聖水駅に到着。
聖水支線と同じホームで外回り電車(韓国では外線循環電車と表します)に乗り換えることができます。


本線の外線循環電車(외선순환전차)に乗車


ソウル特別市庁の近くにある市庁駅を通過。


延世大学校(연세대학교)に近い新村駅を通過!


弘益大学校(홍익대학교)の近くにあり、若者に人気のエリアの一つでもある、弘大入口駅を通過!


合弁駅(합정역、ハッチョンニョッ)を出た後、漢江(한강、ハンガン)にかかる堂山鉄橋(당산철교、タンサンチョルギョ)を渡るため地上に出ます。
汝矣島(여의도、ヨウィド)がくっきりと見えます!


新道林駅に到着!


新道林駅で新亭支線の電車に乗り換え!


陽川区庁駅で下車!


陽川区庁駅は、一部が吹き抜けになっている珍しい構造。


陽川区庁駅1番出口


◎ソウルメトロ新亭車両基地


陽川区庁駅を出ると、2号線の車両基地の一つであるソウルメトロ新亭車両基地(신정차량기지、シンジョンチャリャンギチ)の姿を柵越しに見ることができました。


ソウルメトロ新亭車両基地の建物


ソウルメトロ新亭車両基地を越える陸橋から、車両基地を柵越しに見ることができました。


陸橋を渡り切った側からも、やはり柵越しにではありますが車両を見ることができました。


◎カルサン公園


漢江の支流である安養川方向に歩くと、小高い丘を伴ったカルサン公園(갈산공원)にたどり着きました。
登り始めてから15分程で頂上にたどり着いたのですが、葉っぱが非常に生い茂っていたので、あまり広い範囲の景色を望むことはできませんでした(苦笑)。
それでも、天候が曇っていたことはありますが、多くの木に囲まれた道を歩いたことで、少しばかり涼しさを感じることができて、良い休息になりました!


カルサン公園の頂上まで登ってみることにしました!


カルサン公園には、子ども交通公園もあり、模擬道路が整備されていました。


何故か階段にセミの抜け殻が!!


登り始めてから15分程で頂上に着きましたが、葉っぱが生い茂っていて、広い範囲の景色を見ることはできず。。。


むしろ途中にあった展望スペースから、比較的周辺の景色を望むことができました!


◎まとめ


ソウル地下鉄2号線は日本人の間でも有名なエリアを通るので、普段は非常に利用価値の高い路線です。
今回の旅は、他の回と比べると個人的には少し味気ない、鉄道ファン的なものとなってしまいましたが(苦笑)、皆さんも普段とは違った自分なりのソウル地下鉄2号線の魅力を探してみては如何ですか?

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