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2016/08/16

高麗大学校語学堂6級卒業発表の内容と評価について

こんばんは、韓国語絶賛勉強中のタケオです!
2016年8月3日(水)に、高麗大学校語学堂6級の成績判断の重要な材料の一つである卒業発表があり、8月16日(火)にその評価を頂いたので、報告したいと思います。


◎卒業発表について


卒業発表は、成績を評価する5つの項目(中間試験・期末試験・週間試験・プレゼンテーション・授業中態度)の内の一つで、全体評価の30%程度を占めます。
また、通常期末試験で1日目・2日目共に行われるスピーキングが、6級では2日目に行われるインタビューのみである代わり、この卒業発表が期末試験のスピーキングの一部として評価され、評価の割合も半分を占めるということから、5級までの特別課題よりも更に重要であることがおわかりになるかと思います。


卒業発表のテーマは自由に決められるわけではなく、「韓国にまつわる風習・習慣・トレンド・社会問題等」である必要がありますが、少しでも関心や興味のある分野があると、より自発的に課題を進めることができます。


発表形式は、ドキュメンタリー動画(動画10分程・質疑応答10分程)、ニュース動画(動画10分程・質疑応答10分程)、パワーポイント(発表20分程・質疑応答5分程)の3つですが、同じクラスの中でドキュメンタリー動画チーム(構成人数4、5人程)・ニュース動画チーム(構成人数4、5人程)・パワーポイントチーム(構成人数1、2人程)に分かれる必要があります。


◎卒業発表の準備の過程について


○6月16日
卒業発表についての説明がありました。

○6月21日
発表テーマ・チーム・発表形式を決めました。
僕は「ソウル地下鉄4号線の旅」を発表テーマとし、他の中国人学生3人と共にドキュメンタリー動画チームに入りました。
僕のクラスでは、他にニュース動画チーム4人(発表テーマ「チムチルバンで増加する犯罪」)、パワーポイント1人(発表テーマ「韓国での児童虐待の現況」)と分かれました。

○6月23日
発表形式別に分かれて授業を受けました。
ドキュメンタリー動画形式においては、過去に作成されたドキュメンタリー動画を見た後、動画作成の流れ、見栄えの良い動画について学びました。

○6月28日
前回の授業を受けて、動画の構成・紹介する旅行先の場所・インタビュー質問の内容等をチーム内で話し合いました。

○7月6日
授業後に、ソウル市内のカフェで今後のスケジュールについての話し合いを行いました。

○7月8日
前回に引き続いて、動画の構成・インタビュー質問の内容等を話し合いました。

授業後に大公園駅(대공원역)から降りて行ける、京畿道(경기도)果川市(과천시)にあるソウルランド(서울랜드)に向かい、動画撮影・インタビューを行いました(、そして久しぶりに遊園地で遊びまくりました苦笑)。


ソウルランドで遊べるゴーカート


ソウルランドで繰り広げられるナイトショー


○7月11日
授業後に京畿道始興市(시흥시)烏耳島駅(오이도역、オイドヨッ)からバスで烏耳島(오이도、オイド)に向かい、動画撮影や商人へのインタビュー等を行いました。


烏耳島近辺で食べたサザエ(소라、ソラ)とその内臓。
醤油とワサビにつけて頂きました!


烏耳島の景色


○7月18日
これまでに撮った動画の編集等を行いました。

○7月21日
中間チェックということで、他のクラスや先生と共に、これまで編集した動画やパワーポイントを見ながら各チームの進行状況を確認し、先生からこれからの方向性についてアドバイスを頂きました。

○7月22
中間チェック時に指摘された点を踏まえて、動画の修正を行いました。

○7月23
京畿道果川市に位置する競馬公園駅に隣接する競馬場レッツランパークソウル(렛츠런파크 서울)で挙行されている、競走馬を間近で見ることのできる1時間のシークレットウェイツアー(시크릿웨이 투어)なるものに参加し、動画撮影及び職員へのインタビューを行いました。


調教師に引かれる競走馬


種馬のドヤ顔!


競走馬に蹄鉄を付けるための、蹄の手入れ作業!


○7月25
同じクラス内で動画やパワーポイントを確認し、先生から発表資料に関する細かいアドバイスを受けました。

○7月28日
前回の授業でのアドバイスを踏まえて、動画の修正を行いました。

○7月29日
僕がナレーションを担当することになったのですが、発音の高さやイントネーションについて、先生からアドバイスを受けました。

○8月2日
リハーサルということで、他のクラスの学生と共に、本番とほぼ同じような形で発表を行いました。


上記の通り、発表テーマ決め、発表形式決定、動画及びパワーポイント作成、発表資料確認を、6級授業開始辺りから1ヶ月半程掛けて行っていくのですが、ここに書いていない日にちでも、発表資料内容についての話し合いや、ナレーション・字幕・音楽の導入等、動画の編集にかなりの時間を割いているので、4級のインタビュー課題や5級のプレゼンテーション課題とは比較にならない程の重い課題であることがおわかりいただけると思います。


◎卒業発表時の雰囲気について


1ヶ月半月程にわたった準備期間の後、8月3日に、5級学生と先生の前で発表を行いました。


真面目な内容もある中で、僕のチームは「地下鉄で行く旅」ということで比較的楽しく、そして面白く見れる内容だったからか、反応もそこそこ良かったと思います。


一方で気になったのは、5級学生・先生とのやりとりが少ないと、6級学生・先生間での自己満足に陥る可能性があることです。
前学期では、僕は5級学生として6級学生の発表を見て(発表見学は授業参加としてカウントされます)、関心を持ったテーマがあったのでいくつか質問を投げたのですが、そういった雰囲気と違って、今回は5級学生からの質問は全体を通して2、3個しか出ませんでした。
勿論卒業発表の主目的は、6級学生個々がどれだけチームに貢献し、内容のある発表をしたかを評価することだということはわかってはいますが、それだとしてもせっかく5級学生・先生の前で発表する中で、質疑応答がほぼ6級学生間のみで行われたのは少し残念な気がしました。
5級学生の中には6級に進級して卒業発表を行う学生がいると思うので、もう少し高い意識を持たなければならないのではないかと思いました。


また、残念だった点がもう一つ、ニュース動画形式で準備していたある一つのチームが発表できなかったことです。
前日行われたリハーサルで動画を見たときは、記者がカメラの前で話す際に、余りにも遠いところで話していた等、見栄えしない動画だと思ったのですが、そのことが影響したのだと思います。
それまでに十分に先生からのアドバイスをもらえたことを考えると、チーム内の雰囲気が悪く、進行が非常に遅くなってしまったのではないかと推測できます。
正直僕のチームも途中意見の衝突が激しくて諸々ありましたので、そういう意味でもチームワークが大事だと改めて思いました。


僕たちのチームが披露した動画の一部。
馬に餌をあげているのは僕です(笑)。


参考:他のチームのテーマ
韓国の法律で見る、恋愛関係で生じる犯罪
韓国の夜食※1文化
変化する社会と新種の職業
N放世代(N포세대、エヌポセデ)※2
ソウルの夜お化け市場(밤도깨비시장、パムトッケビシジャン)※3

※1
韓国でいわれる夜食は、日本のように1人家でカップ麺やスナックを食べることだけでなく、家や公園で友達と一緒にフライドチキンを宅配で頼んだり、コンビニでカップ麺を買ったりして食べることも含む。

※2
夢や希望等、生きていく上で重要な価値を放棄した20・30代を指す新語(参考:ネイバー辞書(韓国語)

※3
実際の韓国語から直訳すると夜お化け市場。
夜は開いているのに、朝になると閉まる様子がお化けに似ていることから、この名前が付いているそう(参考:ソウル夜お化け市場公式ウェブサイト(韓国語))。


卒業発表が終わった後は、お疲れ会ということで、先生や他の6級学生と一緒に、近くの焼き肉店でプルコギを食べました!


プルコギとおかず!


◎卒業発表の評価について


評価は期末試験のスピーキング全体として頂いたので、卒業発表の部分がどのくらいの点数だったのかはわかりませんが、100点満点中84点という結果でした。
詳細は期末試験について書くときに言及したいと思いますが、個人的にはインタビューの出来がとても良くなく感じたので、卒業発表の部分で相当の評価をして頂けたのではないかと思っています。


◎まとめ


正直言いまして、自分は意見が強い方でなかったり、他のメンバー間で衝突が起きたときに慌てふためいてしまったりと、チームワークは得意な方ではありません。
ましてや今回の課題を進めるに当たっては、他のメンバーと時間を合わせて、意見をすり合わせなければいけなかったりとか、課題を進めるのにかなりの時間を割かなければいけなかったりと、大変なことが多かったので、6級の卒業発表は今までやってきた課題の中で、内容が難しいというよりかは正直面倒くさかったです。
一方で、社会に出るに当たってはチームワークというのは欠かせない要素ですので、これから高麗大学校語学堂6級の授業を受ける皆さんは、これも社会勉強の一つだと思って頑張ってやり抜いて下さい(という真面目なことしか言えなくてスミマセン。。。)!
どうしても性格上チームワークは苦手だという方は、パワーポイント形式で1人でやることも可能ではありますので、挑戦してみて下さい!